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ハッピークローバー

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第六十二話 青く奇麗な海を観てその七

「エッチな方面で」
「触手プレイね」
「それはあるかも」
「いや、その触手もね」
 こうチームメイトに言うのだった。
「多分日本からね」
「出て来たの」
「あんないやらしいのよく考えられたわね」
「あれ凄いでしょ」
「ええ、いやらしさ全開よね」 
 それこそというのだ。
「変態プレイの極みよね」
「それはあるわね」
 烏賊や蛸はというのだ。
「まあ言うなら」
「けれど怖いってイメージはないでしょ」
「本当にないわね」 
 肯定する返事だった。
「烏賊も蛸もね」
「食べものかでしょ」
「変態プレイの元ネタか」
「そんなのよね」
「ええ、それでこっちに来て」
「いや、海の幸は美味しくて」
 そしてというのだ。
「お酒もね」
「いいのね」
「その海の幸に合ってね」
 烏賊の刺身を食べつつチームメイトに話した。
「最高よ」
「そこまでいいのね」
「いいわよ、今日は飲むわよ」
「飲み過ぎ上等ね」
「そうよ、とことん飲むわ」
 こう言って飲んでいく、見れば飲めば飲む程顔が赤くなっていっていた。一華はそんな彼女を見てだった。
 自分も飲んだ、そしてだった。
 飲んでいるうちにだ、周りを見て思った。
「いや、下に着ててね」
「よかったわね」
「皆ガード緩くなってきてるわね」
「浴衣はだけてきてるわよ」
「中には胡坐かいて一升瓶で飲んでる娘いるし」
「あれはまずいわ」
「胸元だってね」
 一華は部活仲間に話した。
「もうね」
「はだけてね」
「見えてるからね」
「やっぱり飲むとね」
「隙出来るわね」
「ティーシャツと半ズボンでも露出多いけれど」
 一華は自分が今浴衣の下に着ている上は白下は黄色の自宅でいつも着ているそれのことを思いつつ話した。
「それでもね」
「浴衣ってエロいからね」
「妙にね」
「旅館のは特にね」
「生地薄いしね」
「一見露出ないけれど」
「すぐにはだけるからね」 
 女子バスケ部の面々も言った。
「それでなのよね」
「色気あるからね」
「もうはだけたらね」
「誘ってるってね」
「そう思われても不思議じゃないのよね」
「だからね」 
 一華はさらに言った。
「先生や先輩に言われた通りね」
「下に着ていてよかったわね」
「シャツや半ズボンだとはだけてもね」
「別にエロくないから」
「いいのよね」
「ええ、というかね」
 一華も飲んでいる、それで顔を赤くさせつつ話した。 
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