| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ドリトル先生とタキタロウ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四幕その四

「入ってです」
「観ることもですね」
「しましょう」
「わかりました、では今からです」
 先生はスタッフの人に笑顔で言います。
「家族と一緒にタキタロウ館に入っていいでしょうか」
「はい、是非です」
「タキタロウについて学ぶ為にですね」
「そうされて下さい」
「それでは」
 笑顔でお話してでした。
 先生は皆と一緒にタキタロウ館に入りました、すると。
 先生はタキタロウの模型を観て言いました。
「大きいね」
「一メートル以上あるよね」
「これはね」
 オシツオサレツも観て言いました、他の皆も観ています。
「実際にこれだけ大きいのかな」
「実際」
「七十センチあるとか二メートルあるとかね」
「言われてるわね」
 チープサイドの家族も観ながらお話します。
「それじゃあね」
「この模型の大きさは実物なのかな」
「完全に川魚だね」 
 老馬は模型の姿を観て言いました。
「これは」
「そうね、どう見てもね」
 ポリネシアも言います。
「この外見は」
「イワナかマスか」
 ダブダブも首を傾げさせます。
「どちらかしら」
「そこは調べたらわかるね」
 こう言ったのはホワイティでした。
「これから」
「食べる機会があればそれでわかるんじゃないかな」
 食いしん坊のガブガブらしい言葉でした。
「イワナかマスかね」
「この模型じゃどっちかは言えないね」
 ジップは少し残念そうに言いました。
「これじゃあ」
「これは本当に会いたいね」
 心からです、チーチーは思いました。
「最悪でも観たいね」
「そうだね、魚群探知機も湖の中に入れて」
 先生は皆にお話しました。
「調査するけれど」
「出来ればだね」
「いるかどうかを確かめて」
「それと共にだね」
「出来ればこの目で観たいよね」
「先生としては」
「学問は観ることもだからね」 
 まさにとです、先生は皆に答えました。
「そうしたいよ」
「そうだよね」
「先生にしてもね」
「やっぱりね」
「そうしたいわね」
「それに僕は生きものとお話が出来るからね」
 だからこそあらゆる生きもののお友達にもなっているのです、どんな生きものとも会話が出来ることもあって。
「タキタロウともだよ」
「会ったらだね」
「お話するね」
「そうするね」
「そう、そしてね」
 そうしてというのです。
「彼等自身からお話を聞きたいよ」
「一体どういった生きものか」
「他ならぬタキタロウから」
「そうしたいのね」
「そう思っているよ、では中をもっと観ていこう」 
 タキタロウ館のとです、こう言ってです。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧