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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百三十八話 決死の攻防が続きその九

「ではいいわね」
「うむ、ではな」
「はじめましょう」
「変身」
 メデューサとライダー達の言葉は同時だった。
 それぞれ最強の姿に変身した、そのうえでターリャ達は空からの銃撃を開始しライダー達も跳んだ。そのうえで彼等も攻撃する。
 いきなり激しい応酬だった、だが。
 メデューサは攻撃を受けても倒れない、それどころかだ。
 反撃を出してくる、それでヴィリバルトは歯噛みした。
「並の怪人ならこれで終わりなんだがな」
「そうはいかないでしょ」
「ああ、これが大幹部か」
 跳んできたニコに応えた。
「レベルが違うな」
「並の怪人とはね」
「よくわかったよ、しかしな」
「はい、私達も戦ってきました」
 ホッピーも跳んできて言ってきた。
「その経験があります」
「そして経験は嘘吐かないよな」
「そうですよ、では」
「ああ、これでどうも思わないでな」
「攻めていきましょう」
「案ずるな、ダメージは与えている」
 ターリャはメデューサに銃撃を行いつつ話した。
「だからだ」
「このままですね」
「攻撃を行いだ」
 そうしてというのだ。
「そのうえでな」
「ダメージを与えていけば」
「やがて倒れる、どの様な要塞も陥落するものだ」
 ターリャはこうも言った。
「だからだ」
「ここはですね」
「このままだ」
「攻撃を続けていけばいいですね」
「そうだ、このまま攻めればいい」
「そうしていきます」
「それが最善だ」
 後方からレルゲンも言ってきた。
「今諸君等は有利に立っていてだ」
「そうしてですか」
「敵怪人に確実にダメージを与えている、また怪人の体力には限度がある」
「それならばですね」
「このまま攻めるのだ、問題はない」
 眼鏡の奥の目を鋭くさせて述べた。
「いいな、ではだ」
「ライダーの人達と協力して」
「攻めていくのだ」
 こう命じた、その命令に従ってだった。
 戦士達はメデューサを攻めていった、その中で。
 ターリャは狙撃を行いメデューサの頭を撃った、メデューサはその一撃で憤怒しターリャに攻撃を向けようとしたが。
 ターリャはここでだ、ライダー達に告げた。
「諸君、今だ!」
「ああ、わかった」 
 レーサーが応えた。
「今から攻める」
「宜しく頼むぞ」
「そうさせてもらうな」
 レーサーが応えるとだった。
 ライダー達は一斉に動いてだ、そのうえで。
 ターリャに攻撃をしようとしたメデューサにだった。
 総攻撃を行った、それは見事に炸裂し。
 メデューサは倒れた、そこから人間の姿に戻って立ち上がったが。
 今度はライダー達を憤怒の目で見てだ、忌まわし気に言葉を出した。
「貴方達こそが」
「怒ったあんたが馬鹿なのよ」
 ニコはメデューサの憤怒に冷淡に返した。
「私達はそこを衝いたまでよ」
「そうだっていうのね」
「ええ、それであんたもう限界よ」
「今はこれで去らせてもらうわ」
 忌々し気だが認めた、そうした言葉だった。 
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