| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五百三十八話 決死の攻防が続きその八

「それで奴を怒らせるぞ」
「わかりましたぞ」
 ガビルが応えた。
「それでは」
「ああ、総攻撃だ」
 リムルはこう言ってだった。
 実際にテンペストの面々で総攻撃を浴びせた、すると白翁の言った通りその一撃によってであった。
 フェニックスは激高し彼等に炎を浴びせようとした、その時にライダー達への注意がほんの一瞬でもなくなり。
 それを見てだ、スペクターは言った。
「今だ」
「そうだね、マコト兄ちゃん」
「やるぞ」
「そうだ、決めるぞ」
 ネクロムも言った、そして三人でだった。
 一斉攻撃を浴びせた、それが決め手になってだった。
 フェニックスは全身から激しい炎を噴き出してからだった。
 人間の姿に戻ってだ、憎しみに満ちた目で言った。
「糞っ、またか」
「そうだ、まただ」
 変身を解いた深海が応えた。
「お前は敗れた」
「折角この世界にまた戻ったのにな」
「だがそれでもだ」
「俺は敗れた、だがだ」
「地獄に戻ってもか」
「またこの世界に戻って来る」
 フェニックスはリムルにも答えた。
「そうしてくる」
「そしてまた戦うか」
「覚えておけ、俺は死なない」
「フェニックスだからね」
 天空寺もそれはと応えた。
「そうだね、負けたら地獄に行く様になったけれど」
「俺は死なない、だからな」
「まただね」
「戦う、覚えておけ」
 最後にこの言葉を置いてだった。
 フェニックスは爆発四散して果てた、獄炎がそこに起こった。
 ターニャ達は既に空にいる、そのうえで眼下にいるメデューサを見ていた。
「奴はまだ人間の姿だがな」
「油断は出来ないですね」
「そうだ、戦いはもうはじまっている」
 ヴィクトーリャに対して答えた。
「何時何をしてくるかわからないぞ」
「本当にそうですね」
「だからこそだ」
 ターリャはさらに言った。
「ライダー諸君もだ」
「ですね、もうです」
「戦える姿勢です」
「それに入っています」
 マテウスとヴォーレン、ライナーが応えた。
「それではです」
「我々もその考えであります」
「戦いについては」
「戦いはもうはじまっている」
 鏡が応えた。
「大佐の言う通りだ」
「そうだ、ではいいな」
「俺達も跳んでだ」
 花家も言ってきた。
「空から戦う、ではな」
「うむ、宜しく頼む」
 ターリャもそれではと応えた。
「ではな」
「今から変身します」
 宝生もここで言った。
「では」
「その時に攻撃を開始する」
「ええ、来るといいわ」
 敵であるメデューサも言ってきた。
「私もね」
「戦うつもりだな」
「だからこそここにいるのよ」
 こうターリャに返した。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧