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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百三十三話 果てしなき激戦その十六

 戦いに入ったビルゲニアは二つの剣で接近戦を戦い。
 そこから光線も放つ、遠近両方の攻撃でだ。
 戦士達と互角に戦う、ノアはそれを見てマシンに乗ったうえで言った。
「これはちょっとやそっとやとな」
「勝てないな」
 ガブリエラは巨大な蟹のマシンに乗る彼女に応えた。
「これは」
「ああ、一人一人で戦っても」
「それでもだ」
「勝てんで」
「そうだな、ではな」
「あんたの力も借りるし」
 そしてというのだ。
「ライダーの人達からもな」
「そうするな」
「ここはな」
「その為に俺達は一緒にいるしな」
 デルタが応えてきた。
「だからな」
「そう言ってくれるか」
「ああ、じゃあな」
「宜しゅう頼むで」
「こちらこそな、俺達だってどっちも戦える」
 デルタは銃撃を行って話した。
「だったらな」
「剣聖さんとやな」
「臨機応変にも戦えるし」
「それでやな」
「勝とう」
「ほなな」
 ノアも笑顔で応えた、そうしてだった。
 戦士達は連携し遠近両方で戦っていき。
 遂にだ、ビルゲニアが多方面からの攻撃に視線それに神経を拡散させてしまったその一瞬の隙にだった。
 ライダー達はポイントを合わせてだった。
 キックを一斉に出してだった。
 遂にビルゲニアを倒した、ビルゲニアは立ったまま無念そうに言った。
「シャドームーンに倒されてだ」
「そうしてかよ」
「貴様等にも倒されるとはな」
 ファイズに無念そうに言うのだった。
「無念の極みだ」
「しかしまた蘇ったらだろ」
「戦う、覚えておくことだ」
 ビルゲニアは強い声で話した、無念に満ちていても強い光を放つ目で。
「私は必ずだ」
「創世王になるか」
「そうなる、そのことを告げておく」
 こうも言うのだった。
「今はな、ではだ」
「ああ、これでだな」
「去ろう」
 こう言って前に倒れ爆発してだった、剣聖ビルゲニアはこの戦いでも無念さを噛み締めて去ったのだった。
 拓武は剣崎に問うた。
「暗闇大使ですね」
「あいつはそうだよ」
 剣崎は拓武にその通りだと答えた。
「地獄大使じゃなくてな」
「そうですね」
「従兄弟同士でな」
「それで似ているんですね」
「外見はな」
 そこはというのだ。
「そうなんだよ」
「あの様な奴と一緒にするなとは言うが」 
 その暗闇大使も言ってきた。
「しかしわしはあいつとは全く違うともだ」
「言うんですか」
「そうだ」
 春雪に対して答えた。
「はっきりとな」
「やっぱりそうですね」
「そうだ、その正体もな」
 これもというのだ。
「そうだと言っておこう」
「サザンクロスね」
「左様」
 暗闇大使は不敵に笑って答えた。 
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