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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百三十三話 果てしなき激戦その十五

「これ位の戦いはいつもやったわ」
「それで負ける筈ないだろ」
「それならね」
 全くと言うのだった。
「戦っていくわよ、一度ファイナルベイントを出すわ」
「ここでかよ」
「そうするんかいな」
「ええ、もう一度出せるから」  
 だからだというのだ。
「ここは一度ね」
「出してかよ」
「敵にダメージ与えるんかいな」
「そうするわ。少し下がって」
 ロマーノとスペインに告げてだった。
 実際に二人9が少し下がるとだった。
 ファムはファイナルベイントを放ちサタンスネークに攻撃を浴びせた、剣を舞う様に振るってそうした。
 そのうえでさらに戦う、すると。
 サタンスネークもダメージを受けていってだった。
 動きが鈍った、日本はここで言った。
「遂にです」
「敵も動きが鈍ってきたな」
「はい、それでは」
「今が決め時だ」
 ドイツは日本に答えた。
「では渾身の一撃を浴びせるか」
「そうしましょう」
 こう話したその時にだった。
 ライダー達は既に動いていた、そうして。 
 全員のファイナルベイントが炸裂した、それでだった。
 サタンスネークも一旦倒れそこからだった。
 悪魔元帥の姿で立ち上がりこう言った。
「やってくれるではないか」
「その口調だとまだやるか」
「いや、もう限界だ」
 ナイトに対して答えた。
「流石にな」
「そうか、ならどうする」
「これで去る」
 そうすると言うのだった。
「今はな」
「地獄にか」
「そこに貴様等は来ることはないが」 
 それでもというのだ。
「また機会があればな」
「会ってか」
「戦いたい、そのことは言っておこう」
 こう言ってだった。
 悪魔元帥も倒れた、戦いがまた一つ幕を下ろした。
 剣聖ビルゲニアが来た、洋は彼を前にして言った。
「俺達の相手はこの連中か」
「不服かのーー」
「いや、そうかって思っただけだ」
 洋はヴァレティーノに眠そうに答えた。
「ただな」
「こいつも強いからな」
 海堂はこう話した。
「油断するなよ」
「ああ、こいつも創世王になれたかもだったんだな」
「色々あって無理だったけれどな」 
 海堂はこうも話した。
「強いことは事実だよ」
「そうだよな」
「今の私にはこの双剣がある」
 ビルゲニアは双剣を手に言ってきた。
「万全と言っていい」
「そうだな、じゃあこっちも手加減しないからな」
 乾はビルゲニアに強い声で応えた。
「俺はそんなこと最初からしないがな」
「誰にでもだな」
「そうだよ、だからな」
「私にもだな」
「全力で向かってな」
 そうしてというのだ。
「倒してやるな」
「では来るのだ」
「今からな」
 ライダー達がそれぞれの最強の姿に変身した、そのうえでビルゲニアに向かった。そうしてだった。 
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