| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五百三十話 サラミスの海戦その一

               第五百三十話  サラミスの海戦
 サラミスの海を見てだ、常盤ソウゴは感慨を込めて言った。
「ここのことは授業で習ったな」
「ああ、ペルシアとギリシアが戦った場所だ」
 明光院が応えた。
「この場所はな」
「そうだよな」
「そしてここでだ」
「俺達はスサノオと戦うんだな」
「一ヶ月後にな」
「そう思うと余計に感慨があるな」
 常盤はまた言った。
「俺も、けれど」
「そうだ、感慨に耽るのもいいがな」
「ここで訓練をしてな」
「この場所もよく知ってな」
 そうしてというのだ。
「そしてだ」
「皆と一緒に戦うんだな」
「そうなる」
「じゃあ今から見て回ろうか」
「そうするぞ」 
 門矢も言ってきた。
「ここにいる全員でな」
「ここは陸地に近いからね」 
 常盤の叔父は周りを見つつ話した。
「だから食べものやお薬を置く場所はだよ」
「陸地dですね」
「そこにしますね」
「そうしよう」
 叔父はウールとオーラにも話した。
「ここは」
「やっぱり陸に拠点を置けたらそれが一番ですね」
 シンクは微笑んで応えた。
「空母も頼りになりましたが」
「うん、空母を用意してもらうのもご苦労だしね」
「だからですね」
「陸にそうしたものを置いて」
「戦っていきますね」
「そうしよう」
「それならです」
 アンリエッタも言ってきた。
「これよりです」
「そうしたものを集めておくのに一番いい場所を探しましょう」 
 シェスタはアンリエッタに応えた。
「そうしましょう」
「その場所も大事ですから」
「だからですね」
「今からです」
「海だけでなく」
「陸地も見ていきましょう」
「わかりました」
 シェスタも頷いてだった。
 他の面々も陸に海を見て回ってだった。
 食料等を置く場所も考えてだった。
 訓練もした、そして。
 決戦の日になるとだ、総員配置に着いた。そのうえで時間を待ちライダー達も変身して身構えていたが。
 その敵を見てだ、ジオウは言った。
「?ネオショッカー」
「そうだな」
 ゲイツも海を埋め尽くしてきた敵達を見て言った。
「あれは」
「そうだね」
「それで来たか」
「アナザーじゃないんだね」
「驚くことはない」
 ディケイドの声は普段と何も変わらなかった。
「俺達の時はショッカーだった」
「決戦の時は」
「そうだった、それならな」
 ジオウに対して話した。
「ネオショッカーが出て来てもだ」
「おかしくないんだ」
「どうもこれまではそれぞれが最初に戦ってきた敵を出してきたが」
「決戦ではね」
「俺達は多くの世界を巡って来たな」
「それで色々な奴と戦ってきたよ」
「ならだ」 
 ディケイドはさらに話した。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧