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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百二十九話 運命の海戦その十七

「それじゃあ」
「ああ、宜しく頼むな」
「最後の攻撃に入ります」
「それで決めような」
「スサノオに残る力全てをぶつけて」
「勝とうな」
「そうします」
 ビルドに真剣な顔のまま頷いてだった。
 他の戦士達も攻撃に入った、そしてだった。
 ライダー達は一斉にジャンプしそこから急降下のキックに入った、そのキックと仲間達の攻撃が全て炸裂してだった。
 スサノオは遂に動きを止めた、そして全身から火を噴き出しつつ言った。
「ここでも私の負けだ」
「そうか、しかしな」
 クローズは他のライダー達と共に着地してから神に応えた。
「俺達もだ」
「今の総攻撃でだな」
「もう終わりだ」
 限界が来たというのだ。
「戦えない」
「そうか、しかしだ」
「俺達が勝ったな」
「そうなった」
 このことは事実だというのだ。
「君達がな、では次の戦いだが」
「それは何処なんだ?」
 グリスが問うた。
「次に戦うライダー達に伝えてやる」
「一月後サラミスでとしよう」
「また海か」
「そうだ、そこで戦おう」
「じゃあ伝えておくな」
 グリスはスサノオに約束した。
「ちゃんとな」
「そうしてくれると有り難い、ではな」
「ああ、またな」
「会おう」 
 最後にこう言ってスサノオは爆発四散して消え去った、後には海原があるだけだった。その青い海を見つつだった。
 ライダー達は変身を解いた、桐生はそのうえで言った。
「じゃあこれでな」
「終わりだな」
「ゆっくり休もうな」
 万丈に笑顔で述べた。
「大変な戦いだったからな」
「おい、もう準備は全部出来てるからな」 
 空母からマスターが言ってきた。
「飲みものも食いものもな」
「全部か」
「そうだ、皆速く戻って楽しむんだ」
 そうしたご馳走達をというのだ。
「勝ったんだからな」
「そうだな、じゃあ戻るか」
 万丈はマスターの言葉を受けてから仲間達に話sた。
「空母の甲板に、そしてな」
「飲んで食ってな」
 桐生は今度は笑顔で話した。
「そしてな」
「ああ、楽しもうな」
「そうしような、皆でな」
「また戦うことになってもな」
「今はそうしような」
 笑顔で言ってだった。 
 ライダー達は仲間達と共に宴に入った、死闘に勝った後はこれ以上はないまでに楽しい宴が彼等を迎えた。


第五百二十九話   完


                   2022・7・23 
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