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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百二十六話 長篠の川を挟んでその十四

「それでいいよな」
「お願い出来ますか」
「俺でよかったらな」
「ではお願いします」
 すぐにだ、アスフィも応えた。
「ハートさんが行かれたらです」
「充分か」
「そうした状況です」
「そうですね」
 ブレンも頷いた。
「私もそう見ます」
「俺が行けばか」
「そちらは大丈夫です」
「そうか、じゃあな」
「宜しくお願いします」
 ブレンは微笑んで送り出した、そうして彼も戦っていった。
 ロイミュード達は徐々に減っていって遂には最後の一体がチェイサーに倒された、チェイサーは自分が倒したロイミュードの爆発を見つつ言った。
「後はだ」
「ああ、スサノオだな」
「いつも通りな、やるか」
 マッハに対して問うた。
「愚問だろうがな」
「愚問じゃないさ、答えが決まっている返事だよ」
 マッハはチェイサーに笑っている声で答えた。
「そして決意を固めるな」
「そうしたものか」
「ああ、やるに決まってるだろ」 
 マッハはチェイサーに答えた。
「他に選択肢はないさ」
「その通りなんだよな」 
 ドライブも言ってきた。
「じゃあここでもな」
「進ノ介いいな」 
 ベルトさんも言ってきた。
「いよいよだ」
「ああ、あのフォームになってな」
「戦うぞ」
「その時が来たな」
 ドライブはベルトさんと話す中で決意を見せて語った。
「それじゃあな」
「行くぞ」
「ああ、そうしような」
「さて、この戦場でも私が戦う時が来た」
 ゴルトドライブに金だけでなく銀まで入っただが美しくはなく禍々しい光を放っている姿のスサノオが言ってきた。
「今回も楽しませてくれ」
「そうして倒してやるな」
 ドライブは最強フォームになっていた、そのうえでスサノオに告げた。
「今から」
「その意気だと言っておこう」
「それじゃあな」
「来るのだ、そしてここでも人間の力を見せるのだ」
「言われなくてもな」
 ドライブが応えたのが合図となってだった。 
 ライダー達が一斉に向かってだった、それぞれの世界の戦士達が援護に回ってだった。神との戦いがはじまった。
 ゲルトルートは空から銃撃を浴びせていた、しかし。
 空にも放たれるスサノオの凄まじい速さと数の衝撃波をかわしつつだ、隣にいるペリーヌに言った。
「一撃いや至近を掠めただけでだ」
「大きなダメージを受けますね」
「守ってもな」
 身体をというのだ。
「そうなるからな」
「用心してかわすことですね」
「そうだ、一撃で倒されなくてもな」
 それでもというのだ。
「戦線離脱は避けられない」
「それだけの威力がありますね」
「だからな」
 それ故にというのだ。 
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