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ドラゴンボールZ~孫悟空の娘~

作者:setuna
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双子の修行

 
前書き
あの世での騒動からしばらくして…ですかね。

たまには双子のじゃれあい話でも 

 
あの世の騒動が起きてからしばらくして悟林に呼び出された悟飯は天界に連れてこられ、トランクスと悟天と並んで悟林の前に立っていた。

「えーっと、それでは何時もの修行を始める前に今日から悟飯も一緒に加わることになります」

「えー?兄ちゃん大丈夫なの?姉ちゃんの修行は滅茶苦茶厳しいよ?兄ちゃんに耐えられるの?」

「だ、大丈夫さ!」

悟天が不安そうに悟飯に尋ねてくる。

それに悟飯は弟からも不安視されていることにムッとなりつつもそれを抑えて答えた。

「まあ、悟天が不安になるのは仕方ないよね。普段から部屋に引きこもってばかりで私達が引っ張り出さないと外の光をちゃんと浴びてるかも分かんないし…まあ、普段の悟飯を知ってればおかしな物か頭に作用する毒茸を食べたのかと思うかもしれないけど悟天、そう言うのは言わないこと」

「はーい」

「ぐぐぐ…」

「ま、まあまあ、元気出して下さいよ悟飯さん。強くなって悟天を見返してやりましょう」

優しく慰めてくれるのは義兄予定のトランクスだった。

その優しさが未来トランクスと被り、本当に育ち以外は彼と同一人物なのだと心から理解した。

「ありがとうトランクス…」

「え、ええ…(大丈夫かな?悟飯さん、悟林さんは本当に容赦しないし…)」

慰めながらもトランクスは悟飯が悟林の修行に付いていけるのかを不安に思った。

はっきり言って基本戦闘力は言うまでもなく悟林が悟飯より遥かに上で悟林が力加減を間違えれば混血サイヤ人のミンチが出来上がってしまう。

「まあ、正直言って悟飯には緊張感やら危機感が全然足りないから結構荒療治になっちゃうけど仕方ないよね。もう一度言うけど弱音を吐いたら二度と修行の相手にはならない。分かってるね?」

「わ、分かってますよ…」

「お前も分かってると思うけど、私の修行はピッコロさんのように優しくはないよ。覚悟しな…神様、一応地球を守るためだから協力してくれる?」

「は、はい…」

「お前は悟飯の修行のために神まで利用するのか…」

「だって、こいつのために仙豆を乱用するわけにはいかないでしょ。巻き込んじゃった神様には悪いけどさ」

ピッコロが苦虫を噛み潰したような顔で呟くと悟林は深い溜め息を吐いた。

どうやら徹底的にやるつもりのようで、もし修行する対象が悟飯でなければデンデまで巻き込むつもりはなかったらしい。

逆に言えばデンデを頼らなければまともな修行にならないくらい厳しくするつもりのようだ。

「取り敢えず、1ヶ月くらいかな?精神と時の部屋で修行するよ。まずは悟飯の腑抜けた根性を鍛え直さないと」

精神と時の部屋に入ってからの1週間は本当に地獄のようだったと元大魔王のピッコロをしてそう思わせた。

「まずは悟飯の体に危機感と死を徹底的に刻み込む」

「え?ぎゃああああ!?」

「兄ちゃーんっ!?」

「「ご、悟飯さーんっ!?」」

「…………」

部屋に入って早々に悟林は悟飯を瀕死に追い込み、デンデに治療を頼んだ。

一応悟飯はサイヤ人の限界まで鍛えているので瀕死から復活してパワーアップはしない。

「悟飯はすぐに気を抜くから二度と闘いで気を抜かないように体に教えてるの。それじゃあこれを何回かやるから神様、これ治してくれる?」

血の海に沈んだ悟飯をデンデに渡すとデンデは急いで悟飯を治療し、起き上がった悟飯は悟林に猛抗議する。

「姉さん!僕は鍛えて下さいって言いましたけど半殺しにして下さいなんて一言も…ぐはっ!?」

「恨むんなら油断癖が酷い自分を恨むんだね」

再び悟飯の胸にめり込む悟林の鉄拳。

瀕死になって復活。

また瀕死になって復活。

またまた瀕死になって復活。

またまたまた瀕死になって復活。

これらを何回も繰り返していく。

あまりの容赦のなさに悟天とトランクスは抱き合い、ピッコロは顔を引き攣らせ、デンデは顔色の悪い顔が更に酷くなっている。

精神的に不味くなってきたら程々にボコボコにして寝室に放り込む。

「よし、それじゃあみんな、修行するよ!」

これからが本番と言わんばかりの悟林にトランクスは恐る恐る聞いた。

「あ、あの…悟林さん。これからはあれを悟飯さんに繰り返すんですか…?」

「そうだけど、何か問題ある?」

「問題大有りだ馬鹿者!悟飯を殺すつもりか!!」

「殺す?嫌だなあ、ピッコロさん。今更悟飯ちゃんが普通の修行で心身に根付いてる駄目駄目なところが治ると思う?本気で治すならこっちも全力でやらないと失礼だし、意味ないじゃない。それに最近のピッコロさんは甘すぎなの!全く、甘ったれの悟飯ちゃんを甘やかさないでくれる?大体ピッコロさんは前の神様と同化してから本当に甘くなっちゃってさ…少しは前みたいに厳しくなったかと思ったらパンちゃんのお世話してるうちにまた甘くなっちゃって。そうやって甘やかすから悟飯ちゃんも腑抜けるんだよ。最近はパンちゃんにも甘ったれの片鱗が……ちょっと?聞いてるのピッコロさん!?」

「ぬう…っ」

母親譲りの覇気をまともに浴びたピッコロは無意識のうちに正座をさせられていた。

「…母さんでも勝てないのにピッコロさんが口で勝てるわけないよな……」

「うん、しかも姉ちゃんの言ってることはほとんど正論だしね…」

ブルマのような理不尽ではなく本当に正論なので言い返すことが出来ない。

取り敢えず残りの4人は普通に組み手をしたり、筋トレをしたりなど平穏な一時を過ごした。

そして1週間、瀕死と復活を繰り返した悟飯は悟林が僅かでも殺気を向ければ反応するほど感覚が鋭敏になっていた。

試しに軽く何度か殴ってみると呻くだけで気絶したりはしない。

耐久力もそこそこ上がったようだ。

「よしよし、私が小突いても死にかけることはなくなったね。これで最低限の危機感と耐久力は保障されたね!」

「今までで、小突きレベルですか…正直、姉さんに引いてます…」

本気を出せばどれだけの威力のパンチを出せるのだろうか目の前の姉は?

「お前が貧弱なだけだよ。父さんとベジータさんは超究極界王拳を使ったフルパワーの私でも凄い執念で挑んでくるからね。今じゃあ本気の本気で殴っても立ち上がってくるんだから…悟飯ちゃんも父さんとベジータさんを見習わないといけないよ?」

身勝手の極意と我儘の極意の状態とは言え、ある意味怪物状態の姉相手に修行出来る父親達も大概だと悟飯は思った。

ある程度はマシになったと判断されてからは正しく本当に地獄だった。

「それでは悟飯ちゃんは体力作りをします」

「えーっと、それって走ったりしろってことですか?」

確かに空気が薄く、温度差が地獄である精神と時の部屋ならばそれなりに効果はあるだろうが。

「普通に走るだけじゃ大した効果はないでしょ?」

悟林が手のひらに気弾を作り出し、悟飯に見せつける。

「…もしかして姉ちゃんがそれを撃ちながら兄ちゃんを追い掛けて、兄ちゃんは姉ちゃんからずっと逃げろってこと?」

「正解だよ悟天。どうせなら回避能力も鍛えないとね…それじゃあ行くよ悟飯!当たったら大怪我だよ!!」

「え?う、うわああああっ!!?」

「ビッグバンアターック!!」

逃げる悟飯の背中に向かってビッグバンアタックの気弾を放った悟林。

咄嗟に気弾を放つが爆発の範囲が凄いので吹き飛ばされてしまう。

ついでにトランクスと悟天とピッコロも巻き込まれそうになったので上手くかわしていた。

「よーし、良く避けた!続けて行くよ!!ビッグバンアタック!!アタック!!アタック!!アターック!!」

ビッグバンアタックを連発し、悟飯にかなりの勢いで何発も迫るが、崖っぷちにまで追い詰められれば流石の悟飯も動きは良くなる。

必死に気弾をかわしていたが、とうとう直撃を受けて黒焦げになる。

「はい、もう1回。あ、神様、ついでに私の回復も…これ結構疲れるんだよね…」

ビッグバンアタックはかなり消耗する技なのでそれを連続で放つのは流石の悟林も疲れるようだ。

悟林の回復と悟飯の治療が終わるのと同時にまた再開された。

「し、死ぬ…死んでしまう…っ!」

「死んだら私があの世に殴り込んで修行再開だよ。寧ろあの世の方が休憩しなくて良いから良いかもね…弱音を吐ける余裕があるようだし、流石にこれは生温いようだね。なら質より量で行こうかな」

両手に気弾を作ると悟飯に向かって連射する。

凄まじい弾幕に悟飯は避けられずに何発も喰らってしまった。

そしてボロボロになったところをデンデに治療してもらうの繰り返し。

「流石の昔の…大魔王だった俺でもここまではやらんぞ…す、少しは加減したらどうだ?強くなる前に死んでは元も子もないぞ…!?」

「嘘だー、昔は悟飯を全力で岩に叩き付けようとして潜在能力を自覚させようとした癖に」

「ぐう…っ!」

あれは死ぬとまではいかなくとも、当時の気の扱い方を碌に知らなかった悟飯では大怪我になっていただろう。

自分のやり方に難色を示されても昔のピッコロの修行方法を知ってる悟林からすればピッコロの言葉には説得力が微塵もない訳で。

「ピッコロさん、じゃあ私からも聞くけど今の根っこが甘々な悟飯ちゃんが普通の修行でまともになると本気で思ってる?」

「そ、それは…」

「ピッコロさん…そこは何とか言って下さいよ…」

死にかけから復活した悟飯。

悟林の言葉に口を閉ざしてしまった師匠にせめて少しは反論して欲しかったと思う。

「あ、治ったんだ。それじゃあ再開」

「少しは休ませて下さいよ!?」

「大丈夫、ヤバくなったら休ませてあげるから。それまでは死と隣り合わせの修行を頑張りなさい!!ギャリック砲!!!」

今度はギャリック砲で攻める悟林。

それに対して悟飯は再び必死に逃げる。

「ね、姉さん…強くなったら…覚えていて下さいよ…!」

「へえ、そう言うのはあの姿に自由に変身出来るようになってから言いなさいね。でもそこまで強くなりたいなら仕方ない。可愛い弟の願いを叶えてあげるのもお姉ちゃんの役目だし、どんどんパワーを上げていくよ!さあ、かわしなよ悟飯!死にたくなかったらね!!超ギャリック砲!!!!」

「NOーーーっ!!!」

最大出力のギャリック砲をまともに喰らった悟飯が黒焦げになった。

「本当に情けないね!未来の悟飯なら絶対かわしただろうに!!あ、ピッコロさん、神様。こいつに新しい服と手当てを」

「「………」」

黒焦げになった悟飯を見下ろしながらピッコロは新しい服とデンデの治療で元通りになる。

「…だ、だったらトランクスと悟天はどうなんですか!?」

「「え!?」」

自分だけ理不尽極まりない修行をさせられていることが納得いかない悟飯はトランクスと悟天を指差す。

「え?うーん、あまり2人には厳しすぎる修行はしたくないな。大怪我させるのは嫌だし」

「姉さん!?」

2人が大怪我するのは駄目で自分は良いのかと聞いて愕然となる悟飯。

「…あ、でも…丁度良いかもしれない。トランクス君と悟天も一緒にやろうか」

「「ええ!?」」

あんな地獄のような修行に加わるように言われるとは思っていなかった2人は愕然となる。

「大丈夫だよ。2人は私と長い間修行していたから、私の癖が分かってるはず…多分そこまで危なくはないよ。もし危険だと思ったらすぐに止めるから…それで良いよね?」

「…ま、まあ…」

「ヤバくなったら止めてくれるなら…」

3人に向かって気弾を連射する悟林に対して悟飯は必死にかわしていたが、悟天とトランクスは危なげなくかわしている。

「ちょ、ちょっと姉さん!2人に手を抜いてませんよね!?」

「私が修行で手を抜くと思う?」

悟飯は悟林と修行する機会はほとんどないが、悟天とトランクスは悟林が生き返ってから悟林の修行相手をしていたので悟林の癖や思考を理解出来ているのでかわせている。

「お前はまず肉体、精神面両方を徹底的に鍛えないとね。死んだら死んだであの世で修行続行…死んで楽になれると思わない方が良いよ。悟飯ちゃん、念のため言っとくけど、死んだところで 逃 が さ な い か ら ね ?」

「あ、悪魔だ…姉さんはやっぱり悪魔だ…」

「褒め言葉?ありがとね。よーし、それじゃあ悟飯。楽しく逝こうか?超ギャリック砲!!!」

極大の気功波をまともに喰らった悟飯はまたまたデンデの世話になったのであった。

こういうのを1ヶ月近くまで続けると悟飯の動きはどんどん良くなった。

「うん、大分マシになったね。やっぱり悟飯ちゃんは徹底的に追い込んだ方が良いようだね」

「姉さん、少しは弟が可愛いと思わないんですか…?」

「お前は少しでも甘やかしたら調子に乗るから駄目。大体私が徹底的に厳しくしなきゃ誰がお前に厳しくすんの?ピッコロさんはもう優しい親戚のおじさん状態だし」

「ぬう…!」

本人も甘くなっている自覚があるようでピッコロは悟林の言葉に呻いた。

「まあ、今回の修行はこれくらいかな?準備運動はこれくらいにしてこれからは本格的な修行に入るよ」

「え?」

「何?」

「準備…運動…?」

「は?本格的な修行の前に体を慣らさないのがどこにいるの?今までのはただの準備運動。これからは本格的な修行に入るつもりだからサボらないように。」

「………」

それを聞いた悟飯は姉に修行を頼んでしまった己の愚かさを憎みながら倒れたのであった。

「これくらいで倒れちゃってもう…修行にムラがあるから体力がないんだよ。パワーもスピードもないないだらけ!折角パワーアップしても全然活かせなくてさ。でも悟飯も本当に少しはマシになったようだし!これからは今回のがお遊びだったってくらい厳しくいくよ!お前から頼んだんだから逃げないように」

その後悟飯は修行で地獄を見た。

セルを倒してから実質10年間修行をサボっていたツケを払わされるかのように。

確かに修行をしてくれと頼んだが、あまりにも激しすぎる修行に子供の頃のように泣きそうになった。

下手したらデンデがいなかったらあの世行きだったかもしれない。

邪智暴虐の姉にとうとうブチギレた悟飯はビースト…獣化を果たし、突撃したのだが、自分に課した物より遥かに厳しい修行をしていた悟林に勝てるはずがなくフルパワー状態になるのと同時に一蹴された。

やはり界王拳は反則だと思った悟飯なのであった。

「あのさ、これ一応私達が子供の頃…4歳の頃にやっていた修行だからね?お前ってもしかしなくても子供の頃より根性ないんじゃない?恥を知りなさい」

姉の無慈悲な言葉に悟飯は涙を流した。


(今更のこの小説のキャラ紹介)


“孫悟林”


この小説の主人公の1人。

悟空とチチの娘で長女、悟飯とは双子で姉。

性格は明るく父親のマイペースさと母親の頑固さを受け継いでいる。

サイヤ人の血が濃いためか生まれた時から既に髪が生え揃っており、容姿は父方の祖母似。

サイヤ人の性質を強く持ち、超サイヤ人に変身出来るようになってからはサイヤ人の細胞の活性化の影響か、サイヤ人寄りの性格と思考回路(それでも純血よりは遥かに温厚)になった。

サイヤ人編ではナッパにボコボコにされたものの、仙豆で回復したことで最終的に戦闘力は悟空の次に高く、戦闘力は2000~4500。

その後は悟空から界王拳を伝授してもらい、ナメック星に向かう最中の修行で2人なりに父子の時間を楽しむ。

この時の戦闘力は最大で8万。

フリーザ戦では界王拳とデンデの能力による回復で何とか悟空復活までの時間を稼ぐが、最終形態のフリーザにはどうすることも出来ずにやられ、悟空のサポートをするのが精々であった。

第3形態時は戦闘力70万。

最終形態フリーザは戦闘力250万。

後にフリーザに殺され、ドラゴンボールで復活する。

地球に帰還してからは超サイヤ人に変身するための修行をしており、ドラゴンボールを利用して変身方法を知って界王拳で戦闘力を増強して超化を促して成功した。

メカフリーザとの再戦では未来トランクスと共闘して父親ごと瞬殺した。

この時、未来トランクスから未来の情報と未来の自分の死を伝えられる。

人造人間戦は20号を圧倒する戦闘力だが、残りの人造人間と闘うには力が足りないため、精神と時の部屋に行き、悟空との修行で超サイヤ人2に変身した。

完全体のセル自体は圧倒したが、第ニ形態に戻ったセルの巨大化形態の大ゼルには苦戦し、ベジータを庇って負傷してしまうが、気功波の撃ち合いの末、捨て身覚悟の超サイヤ人2界王拳で大ゼルと相討ちに。

その後はあの世暮らしとなり、元々伸びる時期であり、肉体の軛から解放されたことにより悠々自適なあの世生活を送ることに。

ブウ編では新たな新変身を引っ提げて現世に帰還。

あの世での7年間暮らしで生前より自由になったが、根本的な部分は変わっていない。

弟達と交流しながらも悟空達と手合わせするという有意義な時間を過ごしていたが、ブウの復活によって中断。

ブウの圧倒的な戦闘力の前に次々と戦力がいなくなる中、弟達にフュージョンを伝授して一時あの世に帰還、老界王神の儀式により潜在能力を解放してもらい、命も貰って現世に舞い戻った。

後に父親達の合体戦士・ゴジータと協力してブウを撃破する。

悟飯がもし純血並みに好戦的だったらのイメージで書いており、戦闘力に関しては修行をサボらなかった悟飯と言う感じ。

超ルートではビルスと闘うものの、次元の違う強さに敗北し、復活のF編では超サイヤ人ゴッドの要領で変身する究極神の力でゴールデンフリーザと闘い、界王拳を併用して追い詰め、一応父親達と協力して撃破。

第6宇宙編ではヒットと闘ったが、悟空の時飛ばしの攻略法を真似て30倍界王拳と言う破格の倍率で瞬殺。

未来トランクス編では未来トランクス達を鍛えて神の領域に到達させ、トランクス達のフュージョンを鍛えて大きくパワーアップさせる。

ブラックとザマスとの闘いではザマスの不死性を利用して徹底的に痛め付けた後に亀仙人から教わった魔封波で壺に封印した。

その後は未来悟飯と未来トランクスのフュージョン成功のための時間稼ぎをした。

最後は未来悟飯との手合わせで、満足そうにしながら未来の弟の幸せを祈って未来に帰還する2人を見送った。

力の大会編では実力と能力を重視した編成を行い、フリーザとセルを復活させる一因となる。

ゴテンクスと組んで雑魚散らしをしつつ、ほとんどの敵を蹴散らすものの、ジレンには最大の50倍では歯が立たず、ぶっつけ本番の100倍でようやく互角だったが、長くは保たずに敗北し、悟空に気を渡して退場した。

モロ編ではメルスのサポートを受けてモロにダメージを与えることは出来たが、一度地球に戻って本格的な修行を行う。

それにより、モロのエネルギー吸収を防ぐバリヤーの習得と、究極神化の進化と界王拳の改良と大幅なパワーアップをしてモロを一方的に叩きのめして消滅させた。

その後は超究極界王拳の反動で冬眠していたが目覚めた直後にトランクスと交際することに。

SUPER HERO編ではようやく体が成長して女性らしい体となったが、その戦闘力は健在。

ガンマシリーズとセルジュニア、セルマックスを相手にしても余裕で相手取れる実力を見せた。

ただ、恋愛に関しては不意打ちに弱いことが判明した。


この小説の変身と技


“界王拳”


悟空から教わった戦闘力増加技。

超サイヤ人に変身出来るようになってから使うことは少なくなったが、悟林の強さを支えてきた技。

超編ではこれを発展させ、強敵と闘うことになる。


“超サイヤ人”


6歳の時に変身。

この時点では界王拳で戦闘力を底上げしてからでないと変身出来ず、人造人間との闘いに備える修行で完全に物にした。

精神と時の部屋ではベジータと同じように超1-2の変身で強くなろうとしていたが、悟空の修行方針によって超サイヤ人の力を慣らして超サイヤ人2への変身を目指す。


“超サイヤ人2”


精神と時の部屋での修行で体得。

セルとの闘いで本格的に使用し、そのパワーで圧倒するものの大ゼルとなったセルには苦戦し、超サイヤ人2界王拳と言う捨て身の変身で大ゼルを撃破する。

超サイヤ人3と比べて燃費は悪くなく、他のサイヤ人同様超サイヤ人では敵わない相手に使用する。


“超サイヤ人3”


あの世で体得。

一時的に現世に戻った際に悟空とベジータ相手に変身しようとしたが、魔人ブウ復活のせいで変身はしなかった。

初変身はブウとの2戦目。

超サイヤ人2を遥かに上回るパワーを持つが、肉体が幼く小柄な悟林は原作悟空よりも早く現世にいられる時間が激減してしまう。

老界王神の儀式を受けて潜在能力解放能力を身に付けてからは基本的に不要の形態となった。


“潜在能力解放・究極化”


老界王神の儀式を受けたことで今まで修行で高められた潜在能力を解放する。

その強さはゴテンクス吸収ブウを一蹴し、悟飯吸収ブウも難なく相手に出来る。

肉体に負担がないため、封印していた界王拳を併用することも可能。


“超サイヤ人ゴッド”


ビルスの星での修行で体得。

儀式ではなくベジータ同様儀式を行わずに体得した。

初変身は復活したフリーザ戦。

パワーアップしたフリーザ相手に優位に立つ程の戦闘力を誇り、神の気を使った神通力なども使えるためかより強い形態があっても使う機会がある。


“究極神化”


ビルスの星での修行で独自に編み出した形態。

神の気を纏った状態で潜在能力を解放した状態で、初使用は復活したフリーザ戦。

超サイヤ人と神の気の組み合わせ程、相性が良くないのか超サイヤ人ブルーと同程度のパワーアップだった。

体に負担がないのは変わらず界王拳との併用が可能。

現在はパワーアップを繰り返したことでブルーの上位形態レベルにまで進化している。


“かめはめ波”


父親が修行で使っていたのを見て見様見真似で使用。

基本的に魔閃光との組み合わせで使われる。


“魔閃光”


ピッコロから教わった気功波。

威力はかめはめ波に劣るが即座に放てるために主に追撃で使う。

後に未来・現代のトランクスと悟天にも教える。


“魔貫光殺砲”


魔閃光と共にピッコロから教わった技。

指先に全ての気を集めて発射する一点集中の気功波。

攻撃範囲が狭いものの、スピードと破壊力は高い。

界王拳を常に修行に取り入れたことで気の集中速度が上がっているために溜めはピッコロよりも短い。

セル戦では更に範囲を狭める代わりに貫通力と破壊力を上げた一撃を披露する。

範囲が狭いので再生能力を持った相手との相性は悪い。


“魔閃かめはめ波”


魔閃光とかめはめ波の合わせ技。

魔閃光の最初のフォームからかめはめ波に繋げて放つ。

魔閃光の金とかめはめ波の青が混じった気功波。

実はこれで敵を単独で倒せたのはモロだけだったりする。

2つの技を合わせる都合上、合体元の消費量に対して気の消費が激しい欠点がある。

後に威力と燃費に優れている超ギャリック砲を習得してからは必殺の一撃はそちらに譲ることになる。


“ギャリック砲”


トランクスとの交際の際にベジータから教わった技で後に主力技となる。

界王拳を使うこともあって大出力の気を使う悟林との相性が良く、すぐにこの技を好むようになる。

因みに喜んでいる悟林を見てベジータも内心で嬉しかったりしていた。


“超ギャリック砲”


ギャリック砲の強化版。

GTでは大猿ベビーがファイナルフラッシュを差し置いて必殺技として使っているため特定の状態の時はファイナルフラッシュよりも破壊力は上なのかもしれない。


“ビッグバンアタック”


ベジータから教わった気弾技。

強力な気弾を放つ。

気弾故の速い弾速と着弾した際の爆風の規模が凄まじく、複数の敵を巻き込むことが可能。


“ファイナルフラッシュ”


ベジータから教わった気功波。

高い貫通力と破壊力を持った大技。

超ギャリック砲よりも貫通力は勝っており、状況に応じて素早く撃てる超ギャリック砲、貫通力のファイナルフラッシュと言う感じ。

攻撃範囲は広いため、再生能力持ちにもある程度有効。


“魔閃光殺砲”


悟飯と共に編み出した魔閃光と魔貫光殺砲の合わせ技。

幼少期に編み出した技で片方が魔閃光か魔貫光殺砲を使えないと出来ないため、威力は高いが出番がない。 
 

 
後書き
結構書いたけどもこの小説のキャラの紹介ってあんまりしてないなと思って書いてみたら後書きに収まらないくらい意外に書くことが多かった。 
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