新ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第二千百六十四話 カレーは文化
第二千百六十四話 カレーは文化
大阪は北アイルランドに言いました。
「カレーと一口に言うてもです」
「同じじゃねえのか?」
「ちゃいます、ほんまにです」
そのカレーのお話をします、日本のそれを。
「こうなってます」
「何だ?随分種類が多いな」
北アイルランドも驚きました。
「鶏、豚、海鮮、野菜、茸にかよ」
「他にカツ、ハンバーグ、海老フライ、ソーセージと」
「スープカレーもあるんだな」
「はい、そしてです」
大阪はさらに言いました。
「このお店のカレーはです」
「特別か」
「そうなんですわ」
「その織田作さんのカレーか」
「それを食べましょう」
「皆でだな」
「はい、カレーは文化です」
こうまで言ってでした。
大阪は皆をお店の中に案内しました、するとお店の中も戦前の趣そのままの雰囲気でそこにありました。
第二千百六十四話 完
2022・10・17
ページ上へ戻る