新ヘタリア学園
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第二千百六十三話 日をあらためて
第二千百六十三話 日をあらためて
一行は日をあらためて大阪の難波に来ました、お昼だったので大阪はまずは皆をある洋食屋さんに案内しました。
「ここですわ」
「ああ、自由軒な」
フランスはその昭和それも戦前の趣に満ちたお店を前にして言いました。
「ここにな」
「はい、織田作さんよお来られてです」
「カレー食ったんだな」
「そのカレーをです」
まさにそれをというのです。
「食いながらです」
「織田作之助さんのお話するか」
「そうしませんか?」
「大阪ならあの人だしな」
イギリスは真面目なお顔で応えました。
「それじゃあな」
「ほな今から」
「ああ、入ろうな」
「それでそのカレー食いましょ」
「カレーなんて何処でも同じだろ」
北アイルランドが衝撃の発言を出しました。
「別にな」
「あの、それは流石に」
大阪も引きました、流石イギリスの兄弟だと。
第二千百六十三話 完
2022・10・17
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