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新ヘタリア学園

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第二千百六十一話  大阪の近現代文学

第二千百六十一話  大阪の近現代文学
 中国はにこりと笑って言いました。
「それで大阪の文学あるが」
「はい、このお話の流れですと近現代のですね」
「歴史なら司馬遼太郎さんあるな」
「あの人は外せませんわ」
「その生涯を大阪で過ごしたあるからな」
「めっちゃ大阪好きで」
 そうした人でした。
「開高健さんと並んでです」
「やっぱり外せないあるな」
「色々な作品残してくれました」
「読み応えがあるな」
 アメリカも言います。
「本当に日本の歴史小説はだぞ」
「まずあの人ですわ」
「全くだな」
「井上靖さんもおられますけど」
「司馬さんも凄いぞ」
「あの人がいてくれてよかったです」
 大阪は心から言いました。
「わてにとっても」
「そうあるな」
「あの人は君が大好きだったからな」
 その大阪愛は織田作之助さんにも負けません、偉大な歴史作家は大阪への愛情も並々ならぬ人だったのです。


第二千百六十一話   完


                      2022・10・16
 
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