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新ヘタリア学園

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第二千九十三話  だからハットリバーも

第二千九十三話  だからハットリバーも
 シーランドはニコニコのお話を聞いてハットリバーに言いました。
「お前もなのですよ」
「存在していいというのだな」
「若し一旦消えたともですよ」
 それでもというのです。
「復活すればいいのですよ」
「それまで待っていてくれるか」
「シー君の心はとてもでっかいのですよ」
 だからだというのです。
「幾らでも待つでやがりますよ」
「同じミクロネーションだろうが」
 モロッシアも言ってきました。
「だったら待っていてやるよ」
「そうだ、我々は幾らでも待つぞ」
 次に言って来たのはラドニアでした。
「また来い」
「そうか、ではな」
「一旦消えても戻って来るですよ」
「そうさせてもらうか」
 ハットリバーはシーランド達に微笑んで応えました。
 こう言ってハットリバーはその場に残りました、消える筈が彼の考えで残ることになったみたいです。


第二千九十三話   完


                  2022・7・24
 
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