| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二千五十八話  じゃあ仙人か魔法使いか

第二千五十八話  じゃあ仙人か魔法使いか
 プロイセンはこの世の終わりみたいなお顔で三国に尋ねました。
「ひょっとして魔法で動くのか?」
「この方が仙人か何かというのですね」
「それで空を飛んだっていうんだな」
「僕は仙人あるが違うあるぞ」
「じゃあこれどうして飛ぶんだ?ちゃんと進むかどうかもわからねえぞ」
 プロイセンが見る限りです。
「これで人類最初に空を飛んだっていうのかよ」
「左様です」
「さっきから言ってるじゃないか」
「あいつが言うにはそうある」
「さもないと説明つかねえんだがな」
「これが箒やと俺信じたで」
 スペインは魔女のお話をしました。
「まだな」
「魔女狩りで捕まった魔女の人は一人もいないそうですが」
「魔女は実際にいるみたいだしな」
「そう言われる人はやっぱりいるある」
「けどこれ箒でもないで」
 スペインは言いました。
「空飛ぶとか有り得んわ」
「ですから車と旗で」
 まだこう言う日本でした、勿論彼もアメリカも中国も飛ぶとは全く思っていなかったりします。そのうえで答えています。


第二千五十八話   完


                   2022・7・6 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧