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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百八十六話 楽しい出会い~まずはバーベキュー~その六

 茶色のかなり長い髪の毛で明るい顔立ちのスカートの丈は短いがプリンセスのドレスの様な服を着ていて髪飾りもそうである少女が出て来て言ってきた。
「あれっ、早いですね」
「早いですか」
「さっき皆さんが出た時にひっくり返した砂時計の砂がなくなったところです」
「というと三分ですね」
 コッコロは少女の笑顔の言葉を受けて述べた。
「それだけですね」
「はい、それでなんですよ」
「早いと言われましたか」
「そうなんです」
「あちらの世界でかなり長く話し込んで」
「お菓子も食ったしな」
「果物だってな」
 イカッチとチャーリーも言うことだった。
「コーヒーも飲んだし」
「何時間かは経ってるよな」
「日差しも変わってたし」
「間違いねえな」
「いえ、それがです」
 少女は二人にも笑顔で話した。
「砂時計はです」
「今砂がなくなったところですかい」
「そうなんですね」
「はい、もうと思っています」
「うん、それぞれの世界で流れている時間は違うんだ」
 常盤がここで言ってきた。
「その世界でどれだけいても」
「元の世界ではなんだな」
「殆ど時間が経ってないんだな」
「そうなんだ」
 こうイカッチとチャーリーに話した。
「それぞれの世界で流れる時間が違うよ」
「成程な」
「そうなってるんだな」
「この世界で一月過ごしても」
 例えそうしてもというのだ。
「元の世界では一時間位だしね」
「面白い仕組みね」
 キャルはその話を聞いて述べた。
「それはまた」
「そうですね、やばいですね」
「やばいかしら、ただあんたもね」
 キャルは少女の笑顔を見つつさらに言った。
「自己紹介してね」
「こちらの方々にですね」
「この人達が仮面ライダーよ」
 常盤達を手で指し示して話した。
「宜しくね」
「はい、ペコリーヌといいます」
 少女は満面の笑顔で名乗った。
「好きなことは食べることです」
「それで他の皆はどうしたの?」
 キャルはペコリーヌにあらためて尋ねた。
「一体」
「近くの森の中の広場でバーベキューの準備をしています」
 ペコリーヌはキャルにこう答えた。
「今それに行かれたので」
「だからここにいないのね」
「そうなんですよ」
「じゃあそっちに行こう」
 ユウキはペコリーヌの言葉を聞いてすぐに提案した。
「そうしよう」
「そうですね、お互いに自己紹介をしてです」
 コッコロはユウキのその言葉に頷いた。
「後はです」
「お互いのことを知ってね」
「仲良くしていって」
「スサノオと戦おうね」
「クライシス帝国とも」
「そうすべきだな」
 明光院も応えた。 
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