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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百八十六話 楽しい出会い~まずはバーベキュー~その五

「私達の世界のものと同じだけ」
「このクッキーもチョコレートもね」
「かなり美味しいですね」
「本当にね」
「確かに美味いな」
「幾らでも食えそうだな」
 イカッチもチャーリーも食べつつ言う、そのお菓子達を。
「果物も美味いし」
「言うことなしだな」
「遠慮なく食べるといいよ、これから一緒に戦うし」
 常盤の叔父は笑顔で応えた。
「それじゃあね」
「ああ、悪いな」
「ちゃんと金は払うな」
「それもいいよ、君達の世界のことを聞かせてもらったから」 
 叔父は微笑んで話した。
「それでだよ」
「十分か」
「そう言ってくれるんだな」
「それではね」
「じゃあ知ってること全部話すな」
「それでいいっていうんならな」
 二人は菓子も果物も食べつつ述べた。
「そうさせてもらうな」
「そういうことでな」
「宜しくね、じゃあ食べ終わったら」
 叔父はあらためて言った。
「出発しよう」
「わかりました」
 ツクヨミが頷いて応えた、そうしてだった。
 戦士達は食事を終えてから店を出た、すると目の前にだった。
 欧州の宮殿を思わせる巨大な門があった、ウォズはその門を見て述べた。
「ではこの門を潜って行こう」
「それだけ?」
 キャルはそのウォズに驚いた顔で問うた。
「何でここに門があるのとか言わないの」
「スサノオが出した門であることはわかっている」
 ウォズはそのキャルに微笑んで答えた。
「それがわかっているのならだ」
「いいの」
「そうだ」
 こう答えた。
「だから私も他の誰も驚いていない」
「慣れてるってことね」
「如何にも」
「慣れって凄いわね」
「そうだよな」
「俺達もそんな話してたんだよ」
 イカッチとチャーリーがまた言ってきた。
「慣れてると凄いってな」
「どんなことでも驚かないってな」
「ライダーの人達なんてな」
「とんでもないことが常でな」
「だからなのね」
 キャルは二人にも応えた。
「いきなりこんな門があっても驚かないのね」
「そういうことなんだよ、この人達は」
「俺達は違ってもな」
「まあそれでもな」
「慣れてるならいいだろ」
「それもそうね、じゃあ門を潜りましょう」
「開けたよ」
 見ればユウキはそうしていた。
「じゃあ戻ろう」
「って早いわね」
「それでもいいよね」
「まあ悪くはないわ」
 ジト目になって視線を横にやってだ、キャルはユウキに答えた。
「早く戻るに越したことはないし」
「長い時間こちらの世界にお邪魔しましたので」
 コッコロも言ってきた。
「かなり時間が経っていますね」
「だからね、早く戻りましょう」
「それでは」
 コッコロはキャルの言葉に頷いてだ、そしてだった。
 一行は門を潜った、そうしてだった。
 ユウキ達の世界に出た、するとそこは。
 森の中だった、そうしてその中に。
 一見の西洋の家があった、そしてその家の中からだった。 
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