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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百八十五話 乱世の様にその七

「本当に」
「嬉しいお言葉です」
「敵だったらって思うとぞっとするけれどね」
「ご安心を。リムル様がおられる限りです」
「俺達とはなんだ」
「友人であり続けます」
 こう直戸に話した。
「わたくしは」
「まあ俺も別に敵に回ることはないな」
 リムルはスライムの姿で言ってきた。
「正直言って」
「そうなんだね」
「元は人間だしな、それにな」
 さらにだ、リムルは直戸に答えた。
「皆好きだしな」
「俺もかな」
「ああ、元々のあんたはどうかって思うけれどな」
 その頃の彼はというのだ。
「けれど今のあんたはな」
「いいんだ」
「特にあんたの世界だと要はな」
 彼はというのだ。
「最悪だがな」
「今の俺や要君はいいんだ」
「ああ、普段は真面目に働いて彼女さんとも仲良くしてるだろ」
「店長の仕事大変だけれどな」 
 コンビニのそれはというのだ。
「けれどな」
「それでもだよな」
「真面目に働いているつもりだよ」
「彼女さんとも仲良くでな」
「そうしてるつもりだよ」
「そうしたところが戦いにも出ていてな」
 真面目な気質がというのだ。
「あんたもな」
「好きなんだ」
「そうさ、それでな」
「それで?」
「そっちはディアブロが行くからな」
 リムルは戦術の話をした。
「安心してくれ」
「そうだね、ディアブロさんならね」 
 直戸もその通りだと頷いた。
「任せられるね」
「そうだろ、じゃあ俺は俺でな」
「他の場所に行くんだ」
「そうするな、ただそれまではな」
 スライムの姿のままで言うのだった。
「スリープ状態に入っておくな」
「うん、じゃあそうしておいてね」
「出番があれば教えてくれ」
 こう言ってだった。
 リムルは実際にスリープ状態に入った、そうして。
 直戸は戦局を見てどうかという場所に仲間に行ってもらっていった、戦いはそうしたこともしつつ進んでいった。
 朝になっても戦いは進みその中で。 
 舞衣は刀を振るい続けていたが可奈美が横に来て言ってきた。
「大丈夫?」
「ええ、今はね」
 そうだとだ、舞衣はその可奈美に笑顔で応えた。
「ダメージを受けてないし」
「そうなの。私もだし」
「それならなのね」
「ここは一緒に戦おう」
「それじゃあね」
「舞衣ちゃんが一緒だと」
 可奈美はこうも言った。
「思い出すね」
「ええ、入学した時のことをね」
 舞衣は笑顔で応えた。
「あの時のことを」
「あの時舞衣ちゃんに出会えて」
 それでというのだ。 
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