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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百八十四話 呉越同舟に非ずその七

「それでかしら」
「私もそのことが気になっています」
 フッドも話に入ってきた。
「マシーン大元帥が何故ダブルライダーを存在しないと言ったか」
「いるのは明らかだろ」
 クイーンは真顔で言い切った。
「ショッカーとゲルショッカー誰がぶっ潰したんだよ」
「そのお話知らない筈がないですね」
 アクもそれはと頷いた。
「どう考えても」
「ああ、デストロンとも戦ってたよな」
 ダブルライダーはとだ、クイーンはアクに応えた。
「だったらな」
「どうして伝説と言えたのか」
「本当にわからないな」
「そうですよね」
「誤った情報を鵜呑みにしたんでしょうか」
 リネットはこう考えた。
「存在しないという」
「いえ、それにしても無理があります」
 ペリーヌはどうかという顔で述べた。
「ショッカーやゲルショッカーのことを知らないということは」
「どう考えても矛盾してるにゃ」
 明石が考えてもだった。
「何でマシーン大元帥は知らなかったにゃ」
「馬鹿ではないですね」
 ねねは美空に問うた。
「マシーン大元帥は」
「デルザーでも特に切れ者だったのよ」
 美空はねねにすぐに答えた。
「それで統率力もあって」
「それで、ですか」
「戦闘力もあったし」
「かなり強かったのですね」
「そうだったのよ」
「なら余計におかしいですね」 
 ねねは美空の話をここまで聞いてあらためて述べた。
「伝説だと言ったのは」
「そうでしょ」
「普通の人はいざ知らず」
 ライダーそれに彼等の関係者と敵の組織の者であるのならダブルライダーのことは知っていて当然だというのだ。
「どういう訳でしょうか」
「おかしな情報を聞いていてもな」
 ドーラも話に入って来た。
「ショッカーがどうして潰れたか知らないことがないからな」
「ショッカーは最初の組織だったからな」
 石動はこのことを指摘した。
「それでかなり大きな組織だった」
「なら知ってるよな」
「ああ、デルザー軍団の連中もな」
「全部実はスサノオが操っていた組織だったとは知らなくても」
「ライダーと戦っているならな」 
 それならというのだ。
「やっぱりな」
「知らないっておかしいな」」
「どうしてもな」
 石動が見てもだ。
「本当にあれはわからないな」
「馬鹿じゃなかったらどうしてだ」
 直枝も首を傾げさせた。
「俺もさっぱりわからねえぜ」
「スサノオが変なこと吹き込んでいたのかもな」
 こういったのは禍沼アリスだった。
「ひょっとしてな」
「スサノオが?」
「あいつは兎に角変な奴だからな」
 パックに答えた。
「だからな」
「そう言われるとね」
「有り得るだろ」
「スサノオは確かにおかしな行動が多いからね」
 パックが見てもだ。 
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