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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百八十二話 スサノオの思惑その十一

「ライダーの人達相手にはどうしようもないですう」
「今ですら相手になっていません」
 半兵衛は冷静に述べた。
「それがもうです」
「そうだ、連携して戦えばそれで幾らでも強くなる」
 ローグは半兵衛の指摘も聞いて話した。
「だが、だ」
「一人一人だとと、ですね」
「それだけだ、幾ら強くてもな」
「所詮一人ですね」
「それではどうということはない」 
 ローグの言葉には冷徹なものさえあった。
「俺達もそれは同じだ」
「ライダーの方々もですね」
「一人では限られている」
 その力はというのだ。
「だからな」
「力を合わせることですね」
「俺達は全員で戦っているな」 
 ここにいる者全てでというのだ。
「それならだ」
「そうだな、氷室さんの言う通りだ」
 官兵衛も話に入って来た。
「全員で力を合わせ連携してだ」
「陣形も整えてですね」
「戦うことだ、試しにライダーの人に一対一で迎ってみることだ」
「そうした訓練もしていきます」
 マッドローグが言ってきた。
「一対一の戦闘もあるので」
「だからだな」
「はい、その時はです」
「僕達が今話していることもわかるな」
「それもよく」
「そうだな、正直言うが一対一では僕達の誰も一瞬だ」
 それでというのだ。
「倒されるだけだ」
「ですから普段はです」 
 また半兵衛が話した。
「力を合わせていきましょう」
「そこまで言うなら」
 恒興もようやく頷いた。
「抜け駆けはしないわ」
「その様にお願いします、では次は私もです」
 マッドローグは恒興に応えつつ身構えた。
「訓練に入ります」
「たっぷりと汗を流すことだ」
 監督をしている道三は強い声で述べた。
「そしてだ」
「強くなることですね」
「そうだ、人の成長は無限だ」
 長秀にこうも言った。
「ではいいな」
「それでは私も」
 長秀は薙刀を出した、それを準備体操の様に何度か振るがその太刀筋も足捌きもまさに熟練のものであった。
「入らせてもらいます」
「そうすることだ、尚わしは戦わぬが」
 道三は腕を組んだまま言葉を続けた。
「サポート役として出来ることはする」
「食いものに飲みものを用意してな」
 石動も言ってきた。
「医療品もだ」
「全て用意することだな」
「正直どれだけあってもなんだよ」 
 石動は道三に話した。
「足りないからな」
「だからだな」
「もう山みたいに用意しておくことだ」
「ではそうさせてもらおう」
「問題は資金だな」
 義景は落ち着いた声で述べた。
「食べものに飲みものについても」
「それは何とでもなりますわ」
 義元が笑って言ってきた。
「我が今川家の財力を以てすれば」
「うちだってお金はあるぜ」
 信玄も言ってきた、それも笑って。 
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