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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百八十一話 学園の少女達その八

「好きになりそうよ」
「悪いが相手はもういるんだ」
 猿渡が応えた。
「それは止めてくれよ」
「あら、そうなの」
「それはな」
「ストイックなのはいいことね」
「そうか、じゃあ仲間としてな」
「宜しくね。松永久秀よ」
 女も名乗った。
「学園の保健の先生よ」
「この人もサポート役よ」
 信奈が説明した。
「だから戦闘には参加しないけれど」
「それでもか」
「私達の味方よ」
「相良氏戻られましたか」 
 白のショートヘアで童顔の小柄な少女が出て来た、制服は信奈のものと同じだがスカートの丈はより短い。
「それがしも他の者も待っておりまちゅたぞ」
「五右衛門噛んでるぞ」
「そうですか」
「ああ、お前も名乗ってくれ」
「そちらの方々に」
「仮面ライダーの人達には」
「わかり申した」
 義晴に応えてだ、少女はライダー達に名乗った。
「拙者石川五右衛門でござる」
「俺の忍なんです、学校は一緒です」
 義晴がライダー達に説明した。
「それで二十文字以上は噛むんです」
「左様でござる」
「その娘も強いな」
 桐生は五右衛門を見てすぐに察した。
「そうだな」
「おわかりですか」
「ああ、道三さんや久秀さんもだけれどな」
 彼等だけでなくというのだ。
「その娘もな」
「わしは毎日鍛えておるからな」
 道三は笑って言ってきた。
「すると男性ホルモンが出てだ」
「それでか」
「この通り髪の毛がなくなった」
 その奇麗な頭を撫でつつ言った。
「一本もな」
「それ言うか」
「ははは、だから鍛えるのも程々にな」
「姉上、戻られたんですね」
 茶色の髪をおかっぱにした小柄な中世的な少年も来た、義晴と同じ制服だ。
「猿君も」
「ああ、それでな」
「そちらの方々がだね」
「仮面ライダーの人達だよ」
「わかったよ、僕は織田信行っていいます」
 少年はライダー達に笑顔で名乗った。
「猿君の友達で織田信奈の弟です」
「ちなみにリア充なんだよ」
 義晴はこうも言った。
「これでな」
「全く、私に似てるのは整った顔だけなのよね」
 信奈は腕を組んで弟を見てこう言った。
「もっと独創的にいかないかしら」
「姉上が独創的過ぎるんですよ」
「それ位がいいのよ」
「まあそれ言ったら他の人達もなんですけれどね」
「それはそうだよな」
 義晴は信行のその言葉には頷いた。
「俺達の周りってな」
「何かと個性的な人多いよね」
「多過ぎるよな」
「信行そこにいたか」
 今度は長身で黒く長い髪の整った長身の詰襟の者が来た。 
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