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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百八十一話 学園の少女達その三

「だからよ」
「私もよ。信玄は悪人だから義晴に何かしかねないわ」
 謙信も言った。
「信玄が来たら見張るわ」
「この三人嫉妬深いな」
「そうだな」
 氷室は猿渡の指摘に頷いた。
「それぞれな」
「それも結構以上にな」
「嫉妬深くないわよ、それはこいつが浮気するからよ」
 信奈は二人のライダーに反論した。
「だからね」
「いつもか」
「見張ってる必要があるのよ」
 猿渡に強く言った。
「それで来たのよ」
「そうなんだな」
「私としてはね、それであんた達がライダーね」
「そうだよ」 
 猿渡はその質問にも答えた。
「俺達がな」
「デアルカ」
「ああ、それじゃあ今からな」
「お互いにね」
「話していこうな」
「それじゃあね」
「しかしな」
 ここで震源は氷室の一面ピンクのスーツを見て言った。
「あんた凄い恰好だな」
「似合うか」
「それ以前だろ、あんたのルックスにな」
 それにというのだ。
「ピンクはな」
「似合っているな」
「おかしいだろ」
 これが信玄の意見だった。
「もうな」
「似合ってないか」
「だからおかしいだろ」
「そうなのか」
「おっさんの顔でピンクなんてな」
「そうよね」 
 石動美晴も言ってきた。
「この人ファッションセンスはね」
「ないんだな」
「総理大臣の息子さんで秘書だけれど」
 それでもというのだ。
「有能でもね」
「ファッションセンスでもか」
「有名なのよ」
「そりゃそうだな」
 信玄も納得することだった。
「一面ピンクのスーツなんてな」
「普通着ないでしょ」
「靴もだからな」
「そのセンスの欠片もない服何処で売ってるの?」
 信奈も容赦ない。
「一体」
「オーダーメイトだ」
 氷室は胸を張って答えた。
「文句あるか」
「特注でそのセンスのない服作ってもらったの」
「センスがないか」
「だから信玄も言ってるでしょ」
 そのセンスについてはというのだ。
「私が見てもよ」
「センスがないか」
「そうよ、最悪よ」
「信奈も服のセンスは独特だけれど」
 謙信が言ってきた。
「それでもね」
「この人とは全然違うわよ」
「独特でも悪くはないわ」
 信奈のファッションセンスはというのだ。 
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