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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百七十八話 ゴルゴムの大群と戦いその五

「数は多いけれど」
「本来のゴルゴムと比べると」
「かなり弱いよ」
「ただ暴れるだけの連中ですね」
「要するにね」
「では連携も出来ないですね」
 ホワイトが言ってきた。
「知能も感情もないなら」
「そう、そこが大事なんだよ」
「相手が連携が出来ないことがですか」
「連中はどれだけいても暴れるだけだよ」
「戦術も何もなく」
「ただそれぞれがね」
 怪人達個々がというのだ。
「そうしているだけで」
「指揮官もいないですね」
「そうなんだ」
「それでは」
 ホワイトは海東と話をしてあらためて考える顔になって述べた。
「最早ですね」
「わかるよね」
「はい、軍勢でもないですね」
 数がいてもというのだ。
「ただの烏合の衆ですね」
「そしてその烏合の衆にですね」
「僕達は向かうんだ」
「そうなりますね」
「だからね」
 海東はさらに話した。
「そこを衝けばだよ」
「勝てますか」
「そうだよ」
 こう話すのだった。
「僕達は」
「そこを衝けば」
「確実にね」
「つまり獣と同じね」
「そうね」
 ミンクとオルガンは二人で話した。
「要するに」
「連中はね」
「確かに怪人一体一体は強いけれど」
「それだけね」
「というか獣も群れでちゃんと動くし」
「獣以下かも知れないわね」
「獣と人間を合わせたみたいだけれどね」
 海東はミンクとオルガンにも応えた。
「けれどね」
「知能も感情もなくて」
「暴れるだけだから」
「感情がないから恐怖とかも感じないから死ぬまで戦うよ」
 それはするというのだ。
「けれどね」
「それでもなのね」
「ただ暴れるだけだから」
「お互いに連携もしないし戦術も立てない」
「作戦を考える人も指揮を執る人もいないのね」
「そういうことなんだ」
「俺達はそこを衝いてきた」
 門矢も言った。
「連中は確かに強く数が多いが」
「ただそれだけだから」
「連携して戦術を立てて指揮も執っていったのね」
「そうだ」
 ミカンとユキカゼにも答えた。
「ならだ」
「私達は戦術を立てる」
「そうして戦いますね」
「作戦も考えて」
「指揮官もですね」
「指揮官は決まっている」
 門矢は九内を見て話した。
「頼めるか」
「わかった」 
 九内は強い声で頷いて応えた。 
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