| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百七十四話 【大海】海での訓練と遊びその三

「生身ではな」
「勝てないよな」
「鮫ならまだいいが」
 勝てるがというのだ。
「恐竜になるとな」
「無理だよな」
「どうしてもな」
「恐竜が出るなんてな」
 大和も言った。
「この世界も凄いな」
「どの世界もだよな」
「そうね」
 緑のビキニの由紀江は絵馬の言葉に頷いた。
「それぞれ凄いわよね」
「俺達の行く世界はな」
「あの、一人二役ですね」
 紺の競泳水着のベルファストは由紀江に突っ込みを入れた。
「実は」
「あっ、これはその」
「違うぜ」
 由紀江はそれを否定した。
「俺は俺だぜ」
「そういうことなので」
「そうですか、それでは」
 ベルファストは『二人』の返事に頷いた。
「その様に」
「はい、お願いします」
「そこはそういうことでな」
「こうしたことはよくありますわ」
 詠はいつもの水着姿である。
「ですからベルファストさんも」
「納得することですね」
「はい、ただ私は私でして」
「ダクネスさんとはですね」
「他の方ともなので」
「そのことは承知しております」
「そして加賀さんとも」
 彼女とも、とも言うのだった。
「ご了承下さい」
「それでは」
「あの、何か」 
 黒のワンピースの水着のネルヴァは周りを見回して言った。
「私達の世界はかなり」
「胸がない人が多いですね」
「前から思っていましたが」
「そうですね」
「どうにも」
「そうですわね」
 ネルヴァはエイミーとグレイス、ニーチェ、マイラとメリダにずっと仕えているメイド達に応えた。メイド達は黒と白のビキニである。
「私も含めて」
「気にするな、そんなことはな」
 郁美は派手な柄のビキニで出て来て笑って言った。
「今日大事なのは泳ぐことだしな」
「何を食べればそこまで大きくなるんですか」
 ネルヴァはその郁美に問うた。
「やはりお肉でして?」
「そう言われてもわからねえな」
「そうですの」
「あたしは自然とこうなっただけだからな」
「胸がなくても別にいいよ」 
 芥は何でもないといった笑顔で笑って述べた。
「大事なのは総合だよ」
「総合といいますと」
「スタイル全体だよ」
 そうした意味で総合だとだ、芥はネルヴァに答えた。
「うなじや腋、首筋、お腹、お尻、脚ってね」
「そうしたもの全てですね」
「その全てを見てね」
 そしてというのだ。
「どうかだよ」
「胸だけではありませんのね」
「そうだよ、ちなみに君結構以上にポイント高いよ」
 ネルヴァ自身にも話した。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧