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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百七十三話 【団欒】絆を深める戦士達その五

「お金はあるとは言えないわ」
「けれどお金がある人はあるから」
 みのりの言葉である。
「そのことは困らないわよ」
「それでもね」
 赤城は怪訝な顔でこう言った。
「幾ら何でも多過ぎるわ」
「気にすることはない」
 シオンが教皇として言ってきた。
「余ればまた次の時に使うだけだ」
「だからなのね」
「そうだ、こうしたものは多過ぎて困らない」
 こう赤城に話した。
「だからだ」
「沢山あってもなのね」
「気にすることはない」
 一切というのだ。
「そうしてくれ」
「それでは」
「食事等の予算も出す」
 そういったものは全てというのだ。
「我々でな」
「そして私達が出してもなのね」
「構わない」
 アズールレーンやレッドアクシズが出してもというのだ。
「そうしてくれ」
「それじゃあ」
「そのことは心配無用だ」
「そういえば聖域もお金ありますね」
 めが姉ぇも言ってきた。
「それもかなり」
「うむ、何かとあってな」
「物凄い規模ですしね、聖域も」
「それを維持してだ」
 聖域自体をというのだ。
「多くのものを擁している」
「それだけのお金がありますね」
「神話の頃からの蓄積もあるしな」
「そういえば黄金聖衣って凄いお金になりそうにゃ」
 明石は黄金聖闘士達のそれを見て言った。
「黄金じゃなくても凄い素材にゃ」
「いえ、それが売れないのですよ」 
 ムウがその明石に微笑んで話した。
「何で出来ているかわからない、あまりにも高価過ぎてお金として計れない」
「だからにゃ」
「売れないのです」
「そうしたものだにゃ」
「どういった金属かは私も知りません」
 聖衣を修復出来るムウでもというのだ。
「果たして」
「黄金じゃないんですね」
「それは間違いないですね」
 ムウは恋々にも答えた。
「黄金ではないことは」
「やっぱりそうですね」
「青銅、白銀といいましても」
「その方々の聖衣もですね」
「そうした金属ではなく」
 それでというのだ。
「私達の聖衣もです」
「黄金じゃないですね」
「それは間違いないです」
「金色に輝いていても黄金やない」 
 雄大は頷いて述べた。
「そういうことやな」
「そうね、けれどその硬度もかなりで」
 キリコも言ってきた。 
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