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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百七十三話 【団欒】絆を深める戦士達その二

「妖怪の皆さんも」
「ははは、こうして仲良くやっておるんじゃよ」
 目玉の親父は目を笑わせて話した。
「こうしてな」
「そうなんですね」
「違う世界同士でもな」
「では私達も」
「もう仲良くなっておるのう」
「はい、レッドアクシズもアズールレーンも関係なく」
「そうなのじゃよ」
「ただ。何か国は重なるところがありますよね」 
 さやかが言ってきた。
「日本人が滅茶苦茶多くて」
「そうね、他の国の人達がおられて」
 ほむらが応えた。
「アメリカ、イギリス、ロシア、中国、フランス、ドイツ、イタリア」
「大体そんな国よね」
「そうなっているわね」
「そういえばそうね」
 盾無が言ってきた。
「お姉さんもロシア代表だしね」
「それって全部俺達だね」
 イタリアはその挙げられた国を聞いて述べた。
「そうだよね」
「そうだな、どうも国は重なるな」
「国名は違っても文化的には同じだよね」
「その通りだ」
 ドイツはイタリアのその指摘に頷いた。
「俺達は」
「本当にそうだね」
「世界が違ってもそうだな」 
 ディルクも頷いた。
「国は決まっている」
「ちなみに僕もいるよ」 
 カナダは何とかいう感じで出て来た、自分を指差しながら。
「ちゃんとね」
「多くの世界で私の国はカナダさんになりますね」
 クラウディアが言ってきた。
「エミリア様がイギリスで」
「そうみたいだね」
「そうですね」
「私達はイタリアかしら」
「そうね」
 ロゼッティはメリダに応えた。
「強いて言うなら」
「そうよね」
「この星は多くの国と文化があるである」
 こう言ったのはパイマンだった。
「それが揉めごとが多い元凶だと思っていたであるが」
「今はどう思ってるんだ?」
「個性である」
 こうカイジンに答えた。
「人間という存在の」
「そうなんだな」
「多くの場合種族で違うであるが」
「つまり星によってですね」
 マテウス=ヨハン=ヴァイスが応えた。
「文化や文明が違いますね」
「多くの星ではな」
「ですが人類は」
「そこが違うである」
「国家や民族によって」
「そうである」
 まさにというのだ。
「そこが違うである」
「そして我々は」
「国や民族によって違うである」
「それがですね」
「大きな違いである」
 こう言うのだった。
「そして面白い個性である」
「そう言うあんたも面白いけれどな」
 あさひはパイマンに笑って話した。 
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