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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百七十話 【緒戦】グロンギ襲来その七

「スサノオは怪人を幾らでも出せる」
「それこそ出そうと思えば出せるだけ」
「全く、厄介な能力だ」
「私達が強くなればそれに対抗出来る戦力を出すか」
 伊勢と日向は砲撃と剣撃を繰り出しながら思った。
「そのうえで私達と戦う」
「神はそうしたものか」
「なら相手にとって不足なしだ」
 こう言ったのはプリンス=オブ=ウエールズだった、剣を手にして毅然として戦場に立っての言葉だった。
「神のその戦いに毅然として向かいだ」
「勝つな」
「そうするまでだ」
 ウォースパイトにも答えた。
「そう来るのならな」
「だからこそ我々は戦場にいるか」
「そうだ、退くならそれでいいが」
「戦うならだな」
「向かうまで、そしてだ」
「勝つな」
「そうする」
 剣で攻め砲撃も浴びせている、両肩からの四連砲塔からの砲撃だけでなく海からの砲撃も行っている。
「その戦力に向かってみせよう」
「いい?傷付いたり疲れたら下がるのよ」
 クイーン=エリザベスも戦場に立っている、そのうえで仲間達に告げた。
「そして休んでね」
「そうしてだな」
「戦っていくのよ、沈んではいけないわよ」
 瑞鶴にも告げた。
「決してね」
「承知した、沈まなければな」
「幾らでも巻き返せるでしょ」
「我々もな」
「だからよ」 
 それ故にというのだ。
「戦っていくわよ」
「このままな」
「蒼龍と飛龍は下がれ」
 ここで長門から指示が出た。
「そして休め」
「私達がですか」
「ここでは」
「そして加古と不知火もだ」
 この二隻もというのだ。
「損傷が激しい、後方に下がってだ」
「休憩を摂り」
「修理もしてですか」
「また戦え、いいな」
「わかりました」
「そうさせてもらいます」 
 蒼龍と飛龍は長門の言葉に頷き下がった、そして加古と不知火もだった。戦士達は傷付くと戦場に下がった。
 自然とおよそ三交代制になっての戦いになっていっていた、戦士達はそうして前線で持ち堪えて戦っていたが。
 今は休憩を摂っているプリンツ=オイゲンは前線を見て言った。
「何かこっちの戦力が減れば」
「それでよね」
 愛宕が応えた、二人共今はお握りを食べている。
「あちらもね」
「出す戦力を減らしてるわね」
「そうよね」
「何かこちらがぎりぎり持ち堪えられる様な」
 今のグロンギの群れを見つつ話した。
「それだけの戦力ね」
「敵はね」
「それだけしか出ていないな」
「そうね」
「それがスサノオなんだ」
 クウガが話してきた。
「スサノオは俺達を滅ぼすつもりはないからね」
「だからなのね」
「それだけの戦力は出さないのですね」
「そうなんだ、こちらがぎりぎり戦かえる」
「そこまでの戦力で」
「そうして戦いますか」
「そうなんだ、だから俺達が勝つのは」
 それはというと。 
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