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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百六十九話 【継続】強くなる少女達その十四

「つまりはな、兎跳びは何になる」
「膝を痛めるだけです」
 ベルファストが答えた。
「足腰を痛めるのではなく」
「そうだな」
「若しやれと言われますと」
「しないな」
「何の意味もないので」
 まさに膝を痛めるだけだというのだ、ベルファストは全てわかっているという微笑みで一条に対しt答えた。
「若ししろと言われますと」
「反対するな」
「私にしましても」
「そうだな、俺もだ」
 一条にしてもというのだ。
「やれと言う者がいれば」
「反対するな」
「絶対にな」 
 まさにというのだ。
「そうする」
「それが正しいです」
「意味のない訓練はだ」
「苦しくともですね」
「無駄だ」
 そう言い切った。
「だからな」
「苦行ではなくですね」
「必要な訓練をだ」
 それをというのだ。
「すべきだ」
「あの」
 ニーメはここで一条に問うた。
「では車に追い掛けられるという訓練は」
「いや、それはおそらく巨大な怪獣と戦うな」
「そうしたですか」
「状況だな」
 一条はそのことを察して述べた。
「どうやら」
「その様です、自分も変身して巨大化して」
「五代達とはまた違った戦士だな」
「そう聞いています」
「俺もその戦士達のことは聞いている」
 一条は冷静な声で述べた。
「他の世界にな、名前も知らないが」
「そしてそちらではですか」
「そうした訓練をする状況でだ」
「必要だからですか」
「しているのだろう」
 こうニーメに述べた。
「普通は有り得ない訓練でだ」
「必要性もですね」
「疑問だがな」
「というか世界と言っても色々ね」
「そうよね」
 寧海も平海もそれはと述べた。
「私達の世界やライダーの人達の世界だけでなくて」
「ライダーの人達が他にも巡った世界もあって」
「他にも世界が沢山あって」
「そうした世界もあるのね」
「ああ、パラレルワールドって言ってな」
 おやっさんも話した。
「それこそな」
「数多くの世界があるんですね」
「そうですね」
「もう数えられないだけのな」
 人では無理なだけのというのだ。
「世界が存在しているんだよ」
「数えきれないだけですか」
「もうそれだけの世界が存在していますか」
「俺達は確かに色々な世界を巡ったさ」
 おやっさんもそう感じている。
「けれどな」
「それでもですね」
「そうしていてもですね」
「人間の単位で数えきれないだけの世界があるんだ」
 それ故にというのだ。 
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