| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百六十九話 【継続】強くなる少女達その三

「そうしていってね」
「わかりました」
 エディンバラも他の少女達もみのりの言葉に頷いた、そうしてそのうえで少女達は訓練をしていったが。
 少女達は訓練の中実感なくだった。
 この日も訓練の後でこう話した。
「本当に強くなっているのか」
「疑問だな」
 アドミラル=ヒッパーはアークロイヤルに風呂の中で応えた。
「甚だな」
「そうだな」
「五代さんに全く相手になっていない」
「ではな」
 そうした状況でというのだ。
「強くなっているとはだ」
「わからない」 
 まさにというのだ。
「みのりさん達は強くなったと言われるが」
「どうなのか」
「実際にな」
「間違いないわよ」
 一緒に風呂に入っているひかりが言ってきた。
「動きもよくなって体力もね」
「ついているのか」
「私達は」
「目に見えてね」
 自分が見たことをそのまま話した。
「そうなっているわ」
「あの、今日も手も足も出ませんでしたけれど」
 山城が言って来た。
「私達は」
「五代さんが強いのではなく」
 雪風も言ってきた。
「私達が弱いのでは」
「そう思えてきましたが」
 クリーブランドの目は本気のものだった。
「どうも」
「だから五代さんは強過ぎるのよ」
 ひかりはクウガとしての彼のことを話した。
「本当にね」
「私達が弱いのではなく」
「あの人が強過ぎるんですね」
「全ライダーでライダーのスペックは屈指で戦闘経験はダントツで多いから」
 それでというのだ。
「だからね」
「それで、ですか」
「五代さんは強過ぎますか」
 雪風も言ってきた。
「あの人は」
「だからですか」
「そのことを頭に入れてですか」
「考えてね、その強過ぎる五代さんと訓練して」
 そうしてというのだ。
「皆強くなっているから」
「だといいですが」
「みのりさんが言われるならその通りですが」
「実感はないのね」
「まさか」
 ここで言ったのは高雄だった。
「今思ったが」
「どうしたの?」
「私達が強くなっても」
 それでもというのだ。
「五代さんも」
「五代さんも訓練してるから」
 当然だという口調でだ、ひかりは答えた。
「そのことはね」
「同じか」
「貴女達も強くなってね」
 そうしてというのだ。
「五代さんもね」
「そういうことか」
「そう、だからね」
 それでというのだ。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧