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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百六十八話 【訓練】勝利に向けてその十二

「そうなる」
「そうですか」
「だからだ」
 それでというのだ。
「それだけに五代もだ」
「そうはですね」
「その姿にはならない」
 アルティメットフォームにはというのだ。
「訓練の時もな」
「最後の戦いの時ですね」
 ユニコーンは五代即ちクウガがその姿になる時について述べた。
「まさに」
「それ以外の時はそうはだ」
「ならないですか」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「そうそうな」
「そうですか」
「スサノオと戦う時のだ」
「切り札で」
「そうはならないが」
 一条はさらに話した。
「その時の強さは今より遥かにだ」
「お強いですか」
「そうだ、そのことも覚えておいてくれ」
「データを見るとにゃ」 
 明石はライダー達の能力が書かれたファイルを開いていた、そして彼等のデータを観ながらそうして言った。
「確かにその時の五代さんは最強にゃ」
「というかどのライダーの人達も強い」
 綾波もそのファイルを読んでいる。
「五代さん以外にも」
「それはその通りだにゃ」
「けれどよね」
「そうにゃ、五代さんはその中でもかなりで」
 そしてというのだ。
「アルティメットフォームはにゃ」
「とりわけ」
「こんなのには勝てないにゃ」
「私達では」
「これは本当に化けものにゃ」
「連合艦隊を編成しますか」
 フッドはクイーン=エリザベスの横に控え彼女に問うた。
「そうしますか」
「訓練でなのね」
「はい、そうしますか」
「いや、それは」
「しませんか」
「それには及ばないというか」
「連合艦隊でもですか」
「五代さんに勝てるとは」 
 それはというのだ。
「到底ね」
「思えないですか」
「若し五代さんがそのアルティメットフォームになれば」
 その時はというのだ。
「連合艦隊でもね」
「勝てないですか」
 こう言うのだった。
「それでも」
「今であれよ」
 十人が束になってもクウガに押されている、クイーン=エリザベスは海の上でのそれを見て話した。
「それならね」
「連合艦隊でもですね」
「今の五代さんなら何とかなっても」
「アルティメットフォームが相手になると」
「やられるわ、そうなったら心が折れるわ」
 そうなってしまうというのだ。 
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