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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百六十六話 【邂逅】海の乙女達その十五

「本当にね」
「その通りだ」
 アークロイヤルも言うことだった。
「我がロイヤルでもそのことは認めている」
「貴女達もなのか」
「事実だからな」
「何か信じられないな」
「貴殿が信じられないならいいが」
 それでもというのだ。
「しかしだ」
「それでもか」
「そうだ、このことは事実でだ」
「今回の戦いでも中心ですし」
 ニーメもエンタープライズに話した。
「これからも宜しくお願いします」
「出来る限りのことはする」
「それじゃあ」
「それと五代さんだったな」 
 エンタープライズは今度は五代を見て言った、五代の体格の為やや見上げる形になっている。そのうえでの言葉だった。
「貴方はこれまでどれだけ戦って来たか」
「どれだけだったか覚えていないよ」
「そこまで戦って来たか。だが」
 エンタープライズは五代を見つつさらに言った。
「この上ない本当の強さを持っているな」
「貴女にとってもいいことです」
 ベルファストはエンタープライズに微笑んで述べた。
「この方から多くのことを学べます」
「そうなるか」
「間違いなく」
 そうだというのだ。
「ですから共に戦っていきましょう」
「グロンギ達とだな」
「そしてスサノオとも」
「神ともか」
「そうしていきましょう」
「そうにゃ、激しい戦いになってもにゃ」
 明石も言ってきた。
「明石達はライダーの人達と一緒に戦ってにゃ」
「そしてか」
「多くのことを学んでにゃ」
「戦ってか」
「勝つにゃ」
 そうするというのだ。
「絶対にそうするにゃ」
「そうか」
「明石は戦わないけれどわかるにゃ」
 明石はこうも言った。
「ライダーの人達はとんでもなく強く優しいにゃ」
「それこそがよね」
「本当の強さでにゃ」
 明石はユニコーンにも応えた。
「凄く多くのことが学べるにゃ」
「人間として」
「そうにゃ、明石達は人間にゃ」
 明石は胸を張ってこうも言った。
「だからにゃ」
「スサノオも仕掛けてきて」
「戦っているにゃ、そして人間としてにゃ」
 その立場でというのだ。
「勝つにゃ」
「その通りです、私達は人間です」
 ベルファストは明石の今の言葉にその通りだと答えた。
「まさに」
「それは何故だ」
 一条はそのベルファストに問うた。
「君達は人間だ」
「それは皆さんが最もご存知ですね」
「だがそれでもだ」
「あえてですか」
「聞きたい」
 こうベルファストに言うのだった。
「いいか」
「それではお答えします」
 ベルファストは一条に優雅にメイドのお辞儀をした、そうしてから顔を上げてそのうえでさらに話した。
「姿形はどうであれ人間の心を持っている」
「それなら人間だな」
「はい、ですから私達は身体は軍艦ですが」
 このことは紛れもない事実だがというのだ。 
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