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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百六十五話 キール大会戦その六

「犬屋敷さんの方がいいかと」
「あの人か」
「中央に今敵が多いからですよね」
「言った」
「でしたら」
 それならというのだ。
「空から犬屋敷さんに攻撃してもらって」
「ミサイルやビームでか」
「そうしてもらった方がいいです」
「そうか、しかしだ」
「しかし?」
「あの人は今休憩中だ」
「そうなんですか」
 このことはベルも知らなかった、聞いて驚いていることが何よりの証だ。
「犬屋敷さんは今は」
「そうだ、だからだ」
「ターニャさんが言われますか」
「そうだ」
「そうですか、ですがターニャさんだけですと」
「辛いか」
「犬屋敷さんは凄いですから」
 その機械の攻撃力はというのだ。
「言いましたが」
「だが空から見るとだ」
「敵の中央にですか」
「戦力が集中しているからな」
「言われますか」
「そうだ」
「ならです」 
 茂夫が地上から言ってみた。
「僕が行ってきます」
「茂夫君が?」
「はい、百パーセントの力を出して」
 そうしてというのだ。
「やってみます」
「そうしてくれるんだ」
「僕も空を飛べますし」
 これは超能力を使ってのことだ。
「そうしてきます」
「ならば頼む」
 ターニャは茂夫の言葉を聞いて彼に任せることにした。
「君のその圧倒的な破壊力をだ」
「怪人達にぶつけるんですね」
「ショッカーのな」
 その彼等にというのだ。
「そうしてもらう」
「それでは」
「俺も行くぜ」
「わしもじゃ」
 金属バットとシルバーファングも出て来た。
「もう休養は充分摂った」
「だから思う存分暴れさせてもらうぜ」
「嬢ちゃんのその言葉に乗る」
「代わりにやらせてもらうぜ」
「この三人なら大丈夫だな」
 ターニャは名乗り出た彼等の戦力を冷静に分析して述べた。
「ならだ」
「ああ、それじゃあな」
「行くとしよう」
「では私も行くとしよう」
「交代よ」
 三人と共に攻めようとしたターニャにタツマキが言ってきた。
「あんた時間よ」
「もうか」
「そうよ、だからね」
「後ろに下がってか」
「今マカロニグラタン作ってるから」
 それでというのだ。
「それ食べてよ」
「休めというのだな」
「そう、あんたパスタも好きでしょ」
「帝国の者はな」
 自分だけでなくという返事だった。
「実はだ」
「そっちの料理好きよね」
「多くの世界で言うイタリアのな」
 この国のというのだ。 
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