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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百六十三話 強くなった少女達その十五

「私達とは違う世界の人達で」
「俺達が今まで一緒に戦ってきた人達だよ」
「そうですね」
「今からその人達を呼ぶよ」
「そのトランシーバーみたいな機械で、ですね」
「携帯電話でね」
 常盤はひかりにその携帯電話を見せながら笑った話した。
「そうするよ」
「わかりました、じゃあお願いします」
「今からね」
 常盤はすぐに携帯を取り出した、そしてだった。
 携帯でそれぞれの世界の仲間達にメールを送った、それが終わってだった。常盤は仲間達にあらためて話した。
「もうすぐ皆来るよ」
「もうすぐですか」
「うん、待つまでもないよ」
「そんなにすぐですか」
「俺達は呼ばれるとすぐに来られる」
 明光院も言ってきた。
「そうしたものだからな」
「だからですか」
「他の世界の皆さんもですか」
「すぐに来る」
 芳佳とひかりに答えた。
「だから来た連中とすぐに会うぞ」
「それでその人達は何人ですか?」
 アレクサンドラは明光院にその数を尋ねた。
「一体」
「何百人だな」
「そうね」
 ツクヨミはゲイツのその言葉に頷いた。
「学校位はいるわね」
「それも大きなな」
「えっ、学校位の数ですか」
 アレクサンドラはそう聞いて仰天して言った。
「あの、それは困ります」
「それはまたどうしてだ」
「どうして困るのかしら」
「そんなに来られても物資がありません」
 明光院とツクヨミに青くなった顔で答えた。
「一体どうすれば」
「そのことは心配いらないわ」
 ツクヨミはそのアレクサンドラに冷静に答えた。
「それぞれの世界ではお金持ちも多いから」
「お金持ちの方がですか」
「だからものもね」
 アレクサンドラが心配しているこちらのこともというのだ。
「普通によ」
「ありますか」
「だからね」
「心配はいらないですか」
「ええ、安心してね」
「それならいいですが」
「というかお金持ちがかなりいて」
 それぞれの世界にはというのだ。
「お金やものが余る位よ」
「そ、それは羨ましいですね」
 アレクサンドラの顔は今度は羨望しているものになった、そのうえでの言葉であり完全に本気であった。
「お金もあるところにはありますね」
「ものもね」
「この世界ですとリベリオンが」
「そこで言う?」
 イェーガーはそのアレクサンドラに言った。
「確かにリベリオンはものが豊富だけれど」
「だから羨ましくて」
「何かそっちは大変ね」
「否定しません、それでは今から」
 アレクサンドラはあらためて言った。
「その他の世界の皆さんとですね」
「会うぞ」
「わかりました」 
 明光院に気を取り直して応えた。
「ではこれから」
「対面だ」
 明光院が言うとだった。
 戦士達の前にそれぞれの世界の戦士達が来ていた、そして彼等との邂逅を果たすのだった。戦士達はまた巡り合った。


第四百六十三話   完


               2021・3・8 
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