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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百六十三話 強くなった少女達その十三

「こうなるとスサノオもだ」
「敵を出さない」
「そうなのね」
「一旦な、だが」
「スサノオが出来たら」
「その時は」
「もう一勝負だ、その時は」
 どうするかもだ、ゲイツは話した。
「いいな」
「うん、じゃあね」
「その時は」
「スサノオを倒す」
 自分達をと言ってだった。
 グィツは空で戦い続けた、エイラとサーニャも続き。
 死闘が続いた、だがもう怪人達は新手は出ず倒せば倒す程減っていっていた。それはまさに底が見えてきた感じであった。
 戦士達はその中でさらに戦い続けた、強力なことで知られるショッカーの怪人達をそうしていき最後の一体の蜘蛛男を。
 芳佳が倒した、ここで芳佳は周りを見回したが。
 ショッカーの怪人達はいなかった、だがそれでも芳佳は警戒して周りを見回して強い声で言った。
「まだいませんか?」
「いや、確認出来ない」
 後方から美緒が言ってきた。
「怪人達は」
「そうですか」
「だが、だ」
「はい、こうした時こそ」
「油断するな」
 美緒は芳佳に強い声で告げた。
「勝ってだ」
「兜の緒を締めろですね」
「その通りだ、そしてライダーの人達の言われたことを思い出せ」
「スサノオがいます」
「来るぞ、そして来たならだ」
「戦いですね」
「有り得る、だからだ」
 それ故にというのだ。
「いいな」
「はい、気は抜きません」
「そう、来るよ」
 ジオウも言ってきた。
「スサノオは」
「今にもですね」
「そう、気は感じるかな」
「いえ・・・・・・いえ」
 ここでだった、芳佳も他のウィッチ達も。 
 はっきりと感じ取った、それで芳佳はジオウに言った。
「今はっきりと感じました」
「そうだね、出て来るよ」
「前にも感じました」
「スサノオと会った時にだね」
「この気配は」
「怪人達は倒したよ」
 ジオウはそれは事実とした、だがそれでもとさらに言うのだった。
「けれどね」
「まだですね」
「あいつがいるから」
「戦いになれば」
「そういうことだよ」
「ははは、今はよそう」
 スサノオの声がしてきた、そして。
 ショッカー首領の姿で悠然として出て来た、そのうえで言ってきた。
「それではまだ私は満足出来ない」
「出て来たか」 
 ゲルトルートはスサノオを目にしてその目をきっとさせた。
「遂に、だが」
「そうだ、今はだ」
「私達と戦わないというのだな」
「そのつもりはない」
 スサノオはゲルトルートに答えた。
「次の時にしよう」
「そうか、なら私も攻撃はしない」
 ゲルトルートは戦意に燃えていた、だがその戦意を収めて言った。 
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