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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百六十二話 ウィッチとライダーその五

「だからだ」
「ショッカーのことは」
「任せてくれ。では他のウィッチの諸君が待っている場所に向かおう」
「芳佳ちゃん、その人達がなのね」
 薄茶色の髪の毛を後ろで束ねていてあどけない群青色の目とやや童顔の少女も来た、背は決して高くないが胸は相当な大きさである。軍服はセーターと緑のネクタイに白いシャツそして黒のジャケットである。足には緑と茶のストライブのハイソックスがある。
「仮面ライダーなのね」
「うん、そうだよ」
 芳佳はその少女に笑顔で答えた。
「他の世界から来てくれた」
「やっぱりそうなのね。はじめまして」 
 少女は自分から敬礼して名乗った。
「リネット=ビショップ。ブリタニア連邦曹長です」
「物凄く頼りになる娘だよ」
 エーリカが笑って言ってきた。
「この娘もね」
「そうだろうね。こうした娘は本当の強さがあるよ」
 常盤の叔父もエーリカの言葉に頷いた。
「まさにね」
「わかるんだね、おじさんも」
「わかるよ。おじさんも色々な人を見てきたからね」
「だからだね」
「どんな娘かね。例えばこの娘は」
 今度はペリーヌを見て話した。
「口は悪いけれど実は凄く優しい娘だね」
「はい、クロステイマン中尉は素晴らしい人です」
 銀髪をセミロングにした女性が出て来た、小柄で人形の様に整った顔に黒い軍服がよく似合っている。
「常に身を切って子供達のことを忘れない」
「この人は怖いよ」
 エーリカは今出て来た相手にはこう言った。
「ロスマン曹長はね」
「それは貴女が不真面目だからです」
 無表情での返事だった。
「最初は違っていたのに。それで私は」
「何ていう名前かな」
「エディータ=ロスマンです」
 空軍式の敬礼と共にライダー達に名乗った。
「カールスラント所属、階級は曹長です」
「これから宜しくね」
「はい」
 エディータは常盤に微笑みで応えた。
「こちらこそ」
「それじゃあね、ただね」
 ここで常盤はこんなことを言った。
「歩きながらどんどん色々な人に会うね」
「こうして集まるのも何かの縁か」
 ゲルトルートは考える顔で自分の考えを述べた。
「そうなのか」
「そうだろうね、俺達って結構思わぬ場所で会うから」
 常盤はゲルトルートにも話した。
「意外な人にね」
「そしてその出会いがか」
「大きなことになるから」
「そうなのだな」
「だから今もね」
「縁があってか」
「集まってるんだろうね、それでこの扉を開けたら」
 進んだ廊下の突き当りのそれを指差して言った。
「他のウィッチの人達がいるんだね」
「はい、そうです」 
 エディータが答えた。
「ヴィルケ中佐達がおられます」
「その人が指揮官かな」
「そうなっています」
「部隊は五〇一と五〇二の二つなんですけれど」 
 リネットも話した。 
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