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新ヘタリア学園

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第千二百三十五話  その山縣さんの右腕

第千二百三十五話  その山縣さんの右腕
 山縣さんは人気のない人でした、マスコミにいつも散々書かれて何かと黒幕みたいに書かれていました。
 ですが一度これだと思った人は絶対に見捨てなかったので。
「私みたいな人がいるであります」
「そうですね」
 日本は今度は桂太郎さんに応えました。
「貴方もそうで」
「寺内君もであります」
「そうですね」
「特に私でありますね」
 桂さんは笑って言いました。
「有名なのは」
「左様ですね」
「私も色々言われているでありますよ」
「マスコミの人達には」
「それはもう当然であります」
 書かれてというのです。
「政治家なら」
「悪く言われることもですね」
「そうであります、そのことは受け入れているであります」
「山縣さんもですね」
 それで悪く書かれていました、ですがそれでも面倒見はよかったので慕う人も結構以上にいてその筆頭が桂さんだったのです。


第千二百三十五話   完


                  2021・5・21
 
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