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本町絢 外伝 絢と僕の留メ具の掛け違い・・そして 結末 

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4-⑹

 クリスマスが近づいた頃、私宛に国際荷物が届いた。送り主に『SIN MOTOMACHI』とあった。本町紳、お兄ちゃんからだ。ゴールドとシルバーでデザインされた結んだリボンのイヤリングだ。二つの大きさが違う、右と左で違うのかな。

 中にメッセージカードが入っていた。
 「少し大人になった絢へ  メリークリスマス
  君の気持は充分に理解した。考えた結果だから、思い切って進むことだ。応援するよ。
  僕は4月末になってしまうけれど、家に戻るつもりだが、まだ、親には内緒にしておいてくれ。決まったら、話す」

 私は、心強い味方を得た。担任の先生には、受験のこと打ち明けているが、まだ、親には黙っているようにお願いしている。年が明けたら、打ち明けなければと思っているが。受験の日が近くなるので。  
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