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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百六十一話 空を駆る少女達その九

「まさにな」
「やはりそうですか、はじめまして」
 少女は肘を畳んだ海軍の敬礼をしてから名乗った。
「服部静夏、扶桑皇国海軍少尉です」
「少佐や芳佳ちゃんと同じ所属だね」
「はい、いつも少尉にはお世話になっています」
 静夏は常盤に微笑んで答えた。
「いつも」
「そうなんだね」
「はい、そして」
 静夏はさらに話した。
「私もウィッチです」
「君は見たところ最初から士官だな」
 ウォズは静夏を見て言った。
「そうだな」
「おわかりですか」
「学校でその教育を受けているね」
「はい、兵学校で」
「雰囲気が違う」
 それでというのだ。
「わかる」
「そうですか」
「うむ、君の雰囲気はだ」
 まさにというのだ。
「そうしたものだからな」
「私は最初普通の学校に通っていまして」
 芳佳も言ってきた。
「ウィッチになってです」
「それからだな」
「軍の所属になりまして」
 そしてというのだ。
「今に至ります」
「そうなのだな」
「元々お医者さんの家でして」 
 芳佳は自分のことをさらに話した。
「実は今もその勉強をしています」
「成程な」
「それで私は元々はです」
「今は士官でもだな」
「元々軍の所属ではないです」
「だから服部君と違うか」
「そうです」
 こうウォズに答えた。
「私は」
「人それぞれです」
 美緒も言ってきた。
「ここにいる者は」
「軍人さんだけじゃないんだね」
「はい、元々違う者もいます」
「芳佳君の様に」
「そうです、ではこれから」
「お城の中に入って」
「皆とお会いして下さい」
 こう言ってだった、美緒は今度は城の中に向かった、案内されるライダー達だけでなく芳佳とひかり、静夏も一緒だった。
 そこでだ、静夏は目を輝かせて話していた。
「本当に宮藤少尉はです」
「凄い人なんだ」
「優しくて勇敢で」
 それでとだ、常盤にも話した。
「ここぞという時に凄い力を発揮されて」
「そうなんだ」
「私は色々失礼をしてしまいましたが」
 それでもというのだ。
「いつも優しくしてくれて」
「それでなんだ」
「これだけ素晴らしい人はいないです」 
「そうなんだね」
「はい、ですから」
 それでというのだ。
「私はずっと少尉についていきます」
「あの、何か」
「そうよね」
 ウールとオーラは静夏のその言葉を聞いて話した。 
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