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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百六十話 空での決戦その一

                第四百六十話  空での決戦
 戦士達はシナプス、スサノオが創り出したもう一つのその世界に来た。もう決戦まで幾許もなかった。
 ハーピー達はそこに入るとすぐに顔を顰めさせて言った。
「本当にそのままだな」
「そうだな、シナプスそのものだ」
「景色までな」
「何もかもそのままだ」
「殺風景だな、何度来ても」
 訓練でとだ、春虎も言った。
「ここは」
「味気ないにも程がありますね」 
 レオも思うことだった。
「つくづく」
「そうね、私も今はそう思うわ」
 ニンフもレオに応えて言ってきた。
「地上と比べると」
「そうですね」
「ええ、地上に馴染むと」
 そうなればというのだ。
「シナプスはね」
「オリジナルのシナプスも同じですね」
「ええ、確かに智樹は馬鹿だけれど」
「彼のそうしたところもですね」
「かえってだし」
 それにというのだ。
「地上と比べるとね」
「シナプスは殺風景で」
「何もないのよ」
「僕もそう思います」
「こうした場所ですと」
 みほがここで言ってきた。
「これまで訓練した通りです」
「隠れる場所はない」
 氷室が言ってきた。
「そのことを認識してだな」
「戦いましょう」
「そうだな、食いものや医療品は持って来た」
 自分達が来ただけでなくというのだ。
「後はだ」
「ここで戦いましょう」
「これまで訓練してきた通りにな」
「そうしていきましょう」
「そうだな、そろそろ時間だ」
 氷室は真面目な顔で言った、今はスーツ姿なのでおかしなところはない。
「俺達も変身しておくか」
「いい頃ですね」
 内海が応えた。
「それでは」
「そうだな」
「では」
「変身するか」
「ではまずはです」 
 鷲尾風が言ってきた。
「我々がです」
「変身します」 
 鷲尾雷も続いた、そして。
 この兄弟が変身して三羽もだった。
「よし、じゃあな」
「俺達もだ」
「変身するか」  
 それぞれ言って変身した、そうしてだった。
 猿渡は腰にベルトを出した、そこから。
 スイッチを両手に持ち素早く動かして腰に置いて。
「変身」
 この言葉と共に左手をゆっくりと動かし拳にし。
 力を込めて右手も動かしてそれから両手をクロスさせその両手を腰の横に一気に下げた。そうするとだった。
 身体が光に包まれ仮面ライダーグリスになった。
 氷室はまず鋭い目になった。
 そこからスイッチを腰の前にセットさせそこにコードを入れた、そうしてから。 
 冷静なその声で言葉を出した。
「変身」 
 この言葉と共に光に包まれ仮面ライダーローグとなった。
 内海は腰にベルトをセットさせた。
 そこから右手にスイッチを出してだった。
 頭の横にやり右手だけでスイッチを入力しそのスイッチをベルトの前にセットさせてこの言葉を叫んだ。 
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