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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百五十七話 空美町の者達その一

                第四百五十七話  空美町の者達
 ライダー達は智樹達に案内されて巨大な屋敷の門の前に来た、万丈はその門を見てすぐにこう言った。
「ここカタギの人の家じゃないだろ」
「はい、この辺りを取り仕切ってるその筋の大親分のお家です」
 智樹は二等身で答えた。
「他に色々事業もやってます」
「事業もか」
「プールやったり他にも」
「事業自体は普通なんだな」
「そうなんです、ですが」
「そっちの筋なんだな」
「はい」
 そのことは事実だというのだ。
「まあ色々とです」
「ある家なんだな」
「そうなんです」
「あれっ、とも君帰ってきたの」
 ここで智樹達のところに赤がかった茶色の長い髪の毛を黄色いリボンでポニーテールにしたはっきりした大きな茶色の目の胸の大きな少女が声をかけてきた。
「イカロスに英四郎さんも」
「ああ、英四郎さんとは途中で会ったけれどな」
「そうなの」
「俺は巡回に出ていた」
 ここで英四郎は自転車に乗っていた理由を話した。
「それでだ」
「俺達と会ったんですね」
「その途中にな」
 そうだったというのだ。
「そうだった」
「スマッシュ達が出ていないかですか」
「それで会った」
「そうですか」
「それからこの屋敷に帰ると途中だった」
「そうだったんですね」
「そしてだ」
 英四郎はさらに話した。
「お前が戻ってきた」
「そういうことですか」
「私は一旦お家に帰ってたの」
 少女がまた言ってきた。
「ちょっと戸締りをしにね」
「それでなんだな」
「ええ、とも君のお家もそうしてきたら」
「悪いな」
「いいわよ、それでそちらの方々がなのね」
 少女は今度は桐生達を見て話した。
「仮面ライダーなのね」
「そうだよ、この人達がな」
 智樹も笑顔で答えた。
「仮面ライダーだよ」
「そうなのね、はじめまして」
 少女はライダー達に頭を下げて挨拶をした。
「早月そはらといいます」
「早月そはらさんだね」
「はい、宜しくお願いします」
「こちらこそね」
 ライダー達はここで名乗った、そしてだった。
 門が開かれるとそこにはイカロスと似た白い服装で水色の髪の毛をツインテールにした小柄な童顔の少女がいた、目の色は青だ。
 少女は智樹達を見るとこう言って来た。
「早かったわね」
「そうみたいだな」
「さっき出たと思ったらよ」
 それでというのだ。
「もうだったわね」
「そうかもな」
「私今から空のパトロールに出るつもりだったのよ」
「私も一緒だぞ」
 やはりイカロスに似た服装の少女だった、見事な金髪で赤い目が気の強そうな胸の大きな少女である。背は高い。
「二人で行くつもりだった」
「そうだったんだけれど」
「仮面ライダーの人達来てくれたからな」
 智樹は青髪の少女に笑顔で答えた。 
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