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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百五十三話 大群での攻勢その十五

 戦士達は激しい戦いを繰り広げていった、だが実際に休憩の時は彼0を食べた。そのカレーについて。
 ダイは一口食べて目を輝かせて言った。
「これ美味いな」
「そうだよな」  
 ポップもカレーを食べて応えた。
「こんなに美味いなんてな」
「思わなかったよ」
「ああ、人参も野菜もジャガイモも入っていて」
「肉もな」
「シチューみたいに入ってるけれど」
「シチューとはまた違った味でな」
「ご飯ともよく合うから」
 だからだというのだ。
「滅茶苦茶美味いよ」
「こんな美味いものあるんだな」
「これからも食べたいね」
「そうだよな」
「うん、どんどん食べるといいよ」 
 カレーを入れる鏡の父が答えた。
「ルーが服に付くと取れないからね」
「それが難儀にしてもな」 
 マトリフもカレーを食べつつ言う。
「確かに美味いな」
「そうなんだよね、だからね」
「皆食うな」
「そうなんだよ、私もね」
「あんたもカレーは好きか」
「嫌いな人はそうそういないと思うよ」
 鏡の父はマトリフに笑顔で答えた。
「これはね」
「そうした味だな」
「うん、ただ味はね」 
 カレーのそれはというと。
「甘口でも辛口でもなくて」
「中辛か」
「飛彩と花家君の要望は無視したよ」
 二人のそれはというのだ。
「やっぱり間を取ってね」
「中辛にしたんだな」
「そうなんだ、皆で食べるならこれがいいと思って」
 それでというのだ。
「こちらにしたんだ」
「気遣いってやつだな」
「言うならね」
「そうか、その気遣いも嬉しいな」
 マトリフはそのカレーを食べつつ鏡の父の言葉に頷いた。
「俺としては」
「そう言ってくれるならね」
「もっと食ってくれっていうんだな」
「どんどんね」
「じゃあそうさせてもらうな」
「この味ですと」
 アバンもカレーを食べながら言った。
「ご飯だけでなく色々なものに合いそうですね」
「本来はシチューの様にして食べていました」
 日向がアバンのその言葉に答えた。
「パンを付けて」
「それも美味しそうですね」
「元々は船乗りの食事で」
「それで、ですか」
「その様にして食べていました」 
 シチューの様にしてパンに付けて食べていたというのだ。
「こちらも美味しいです」
「そうでしたか」
「ただそのはじまりはやはりです」
「ご飯にかけてですか」
「食べていた様で。それが船乗りの間で」
「そうした食べ方になってですね」
「そして我々の国に入り」
 そうしてというのだ。
「またご飯にかけて食べる様になりました」
「カレーにも歴史ありですね」
「そうですね、確かに」
「あと牛肉以外にもです」
 明日那もアバン達に話した。 
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