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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百五十三話 大群での攻勢その十

「どうなんだ」
「いや、それはまだなんだけれどな」
「読んでみろ、余計にわかる」
「その特徴がか」
「ああ、ショッカーにしろデストロンにしてもな」
 それぞれの組織でというのだ。
「怪人に特徴があるんだよ」
「そうなんだな」
「だからな」
 それでというのだ。
「読んでみろ、一度な」
「わかった、それじゃあな」
「丁度ここにドグマの怪人のファイルがある」
 マトリフはそう言いながらそのファイルを出してきた。
「読んでみるか」
「ああ、どんな連中かな」
 読んで確かめるとだ、ポップは答えてだった。
 実際にそのファイルを受け取って読んであらためて言った。
「実際にな」
「違うな」
「ああ、随分とな」
 実際にというのだ。
「本当に組織によってな」
「怪人も違うな」
「そうだろ」
「あとな」
 ポップは今度はグロンギのファイルを読んで話した。
「この連中はかなりやばいな」
「ああ、グロンギはそうだよ」
 パラドが応えた。
「その連中は特にやばいんだ」
「ゲゲル、殺人が文化でか」
「どれだけ殺したかで格が上がるから」
 それでというのだ。
「本当にね」
「この連中はやばいんですね」
「戦闘力も高いしね」
 このこともあってというのだ。
「相手にする時は気をつけるんだよ」
「そうします」
「そう、バグスターとはまた違うしね」
「何かグロンギは」
 ダイも彼等について話した。
「人と獣の間の子みたいね」
「そこに人間の知恵が強く出たな」
「そんな連中だよね」
「そうだよな、どうも」
「ゴルゴムとかゲドンだとね」
 マアムはこうした組織の名前を出した。
「獣の本質が出てるけれど」
「連中はそうか」
「そう、それがね」
 こうポップに話した。
「グロンギはね」
「違っていてか」
「獣の能力に」
 それに加えてというのだ。
「人間の知恵も強く出ていて」
「それが特徴か」
「そう思ったわ」
「じゃあ後で連中のことも読んでみるな」
「そうしたわいいわ」
「それじゃあな」 
 ポップはマアムのその言葉に頷いた。
「そうしていくな」
「他の組織や種族の怪人を知ったら」
 どうかとだ、ダイも言ってきた。
「バグスターのことも余計にわかってくるね」
「だよな」
 ポップはダイの言葉にも頷いた。
「どうも」
「そうだよね」
「読んでいいな」
「本当にね」
「というか他の種族とかも知るとな」
 ポップは唸って言った。 
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