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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百五十三話 大群での攻勢その六

「どの相手に何時どう攻めるか」
「その通りだ、だから君もだ」
「そうしたことも考えて」
「攻めて来ることだ」
「わかりました、それじゃあ」
「これからも訓練をしていくことだ」
「そうですね、では」
 マアムは身構えた、今度はポップと共にゲンムと実戦さながらの訓練を行った。その横ではクロコダインとヒュンケルが三賢者と共にブレイブとスナイプを相手にしていたが。
 二人の強さの前にだ、エイミは思わず言った。
「本当にどういった戦いをするか」
「それが問題ね」
「ええ、姉さん」
 こうマリンに答えた。
「そのことを思うわ」
「そうよね」
「この人達には攻撃系の魔法は効かなくて」
「補助系もね」
「だからどうすべきか」
「だとしたら」
 マリンは閃いた顔になっていった。
「ピオリムやバイキルトね」
「そういった魔法をクロコダインさんとヒュンケルさんにかけて」
「戦闘力を上げて」
「そうして戦ってもらうべきね」
「そうだな、スクルトもだ」
 アポロも言った。
「かけていこう」
「そうね、私達は戦闘補助に徹して」
「そうしていきましょう」
「お二人に魔法が殆ど効かないのなら」
「マヌーサも効果がないし」
「それならね」
「それがいいわ」
 二人でアポロの言葉に頷いた、そしてだった。
 実際にそうした魔法をクロコダインとヒュンケルにかけた、するとスナイプが言った。
「そうすればいいな、実際に」
「そうだな」
 ブレイブも言う。
「敵に魔法を仕掛けても効果がないのならな」
「味方にかければいい」
「敵にダメージを与えられなくても同じだ」
「敵の戦闘力を落とせなくてもな」
「こちらが強くなれば同じだ」
「だから使っていくといい」
「そうですね、ですが一番いいことは」
 エイミはその中で二人のライダーに応えた。
「やはり」
「バグスター達は俺達より遥かに魔法への耐性が弱い筈だ」
「それこそまず通じる程な」
「ならだ」
「使っていくことだ」
 そうした魔法をというのだ。
「いいな」
「実際の戦闘の時はな」
「そうしていきます」
 エイミは確かな声で答えた。
「その時は」
「そうしてくれ」
「是非な」
「奴等は確かに強い」
「しかし考えることは全くない」
 二人共またこのことを話した。
「そこが最大の弱点だ」
「数があってもただ暴れるだけだ」
「連携もしない」
「そうした連中だからな」
「知恵を使って全員で戦えばな」
 ヒュンケルも言った。
「それでだな」
「勝てる、このまま一人一人が強くなってだ」
 ブレイブが話した。 
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