| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百五十話 眼魔大戦争その二

「それぞれのね」
「そうだな、時間だ」
 その天空寺に深海が応えた。
「ではだ」
「うん、今からね」
「最初の配置につく」
「そうしようね」
「緊張するけれど」
 アニエスも言ってきた。
「それでもよね」
「ある程度ほぐすことだ」
 仮面ライダーのアデルがそのアニエスに話した。
「身体も心も固くならないことだ」
「そうよね」
「だからな」
「緊張しても」
「ある程度だ」
「そういうことね」
「リラックスしてってことだよ」
 リムルも戦う姿、少女のそれになっている。そのうえでの言葉だ。
「つまりな」
「そういうことね」
「ああ、緊張するななんて言っても無理だけれどな」
「リラックスもする」
「そうだよ、深呼吸してな」
 リムルは実際に深呼吸をしてみせた。
「そしてな」
「戦いにもね」
「向かうんだよ」
「それが大事ね」
「そうさ、あとな」
「あと?」
「腹が減ったらちゃんと飯食ってな」
 戦いの中でというのだ。
「それで眠くなったらな」
「寝ることね」
「そのことは聞いてると思うけれどな」
「聞いていたわ」
 アニエスもこう答えた。
「私もね」
「だったらな」
「休んで」
「そしてな」
 そのうえでというのだ。
「また戦おうな」
「わかったわ、長い戦いになるっていうし」
「休むことも大事になるな」
 石動も言ってきた。
「確かに」
「そうさ、三日は続く戦いになるんだ」
 それだけの長さだとだ、リムルは石動にも話した。
「だったらな」
「休むこともか」
「必要なんだよ」
「三日三晩は無理じゃな」
「絶対にな」
 子泣き爺と砂かけ婆も話した。
「途中で倒れるわ」
「誰でもな」
「そう、だから寝袋も用意してるのよ」
 アカリが言ってきた。
「皆の分ね。それにお料理もね」
「そっちもじゃな」
「用意しとるんじゃな」
「カレーもあるし」
 この料理もというのだ。
「おでんもあるから」
「そうか、あったまるのう」
「カレーにおでんとなるとな」
「あとね」
 アカリはさらに話した。
「蟹もね」
「おお、そっちもか」
「蟹料理もあるか」
「境港だから」
 この街にいるからだというのだ。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧