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新オズのオジョ

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第十幕その八

「本当にです」
「橋は有り難いですね」
「そう思います」
「ええ、だから政治としてね」
 オズマはオズの国の国家元首として言いました。
「橋を造ることにもね」
「力を注いでおられますか」
「ええ、道に橋に堤防を整えて」
 そうしてというのです。
「皆が行き来出来る様にしているわ」
「そうですか」
「そしてね」
 さらに言うのでした。
「鉄道もね」
「整えていますね」
「オズの国中に線路を敷いて」
 そしてというのです。
「皆が色々な場所を旅出来る様にしているわ」
「鉄道の旅も素敵ですよね」
 オジョは笑顔で言いました。
「僕も大好きです」
「そうなのね」
「こうして歩いて行く旅もいいですが」
「列車に乗ってもね」
「凄くいいですね」
「そうよね」
「はい、ですから」
 それでというのです。
「その機会があればです」
「楽しんでいるのね、貴方も」
「そうしています」
「鉄道はそれがしはずっと知らなかった」
「私もです」
 関羽さんも玄奘さんも言います、皆今は川にかけられている赤い石の橋を渡っています。川の幅は広いですが橋は川の上にしっかりと架けられています。
「私達の時代にはなかったですから」
「想像も出来なかった」
「ああしたものがあるとは」
「とてもです」
「そうですよね、科学の産物です」
「その科学自体がな」
「どうにもなくて」
 関羽さんと玄奘さんはオジョにもお話します。
「それでなのです」
「最初見てこんなものがあるのかと驚いた」
「オズの国は魔法も科学もありますから」
 それでというのです。
「それでなんです」
「鉄道もあってか」
「皆さん乗られているんですね」
「そうなんです、今度はその列車に乗って」 
 オジョはとても楽しそうに言いました。
「オズの国の何処かを旅したいですね」
「そうですね、鉄道は素敵ですよね」 
 神宝もこう言います。
「僕も乗るだけで幸せな気持ちになります」
「僕もですよ」
「僕も列車好きですよ」
「乗るとそれだけで楽しくなります」
「私達皆好きです」
 神宝に続いて四人も言います。
「オズの国にもあるのなら」
「是非乗せてもらいたいです」
「今は歩いての旅ですが」
「それでもです」
「機会があれば」
「そうだね、しかもオズの国にはね」 
 さらに言うオジョでした。
「空を飛べる鉄道もあるしね」
「それってまさか」
 恵梨香はそのお話を聞いて目を丸くして言いました。
「銀河鉄道ですか」
「そうだよ」
 まさにとです、オジョは恵梨香に笑顔で答えました。
「あの鉄道だよ」
「あの鉄道もあるんですね」
「オズの国だからね」
「うわ、あの鉄道まであるなんて」
 カルロスも目を丸くして言います。 
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