| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

麗しのヴァンパイア

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二百九十二話

                第二百九十二話  テニスの後で
 今田先生も今日子先生もテニスを心ゆくまで楽しんだ、二人共上下左右に動いてそうしてボールを打ち合った。
 その後でだ、二人でクラブにある浴場に入った、そこでまずはだった。
 サウナに入った、そうして今日子先生は汗を流しつつ一緒にいる今田先生に対して微笑みつつ話した。
「こうしてね」
「汗をかくとね」
「本当にすっきりするわね」
「テニスで汗をかいて」
 そしてというのだ。
「さらにね」
「サウナでもね」
「汗をかいて」
 そしてというのだ。
「そのうえでね」
「水風呂にも入って」
 そうして身体を冷やしてというのだ。
「またサウナに入る」
「その他のお風呂にも入って」
 普通の湯舟の風呂に露天風呂そして薬膳湯もある、この日の薬膳湯はワイン風呂で独特の色である。
「すっきりしましょう」
「そうね、それじゃあ」
「サウナの後は」
「二人でね」
「順番でね」
 それでというのだ。
「お風呂入っていきましょう」
「そうしていけばね」
「もうすっきりして」
「身体の疲れも癒されてるわね」
 テニスのそれもというのだ。
「絶対にね」
「そうね」 
 二人で汗をかきつつ話した、そして。
 先生達はサウナと水風呂それに普通の湯舟にワイン風呂に露天風呂を楽しんだ。湯舟とワイン風呂と露天風呂は二回ずつ入った。
 そして身体と髪の毛を洗ってから風呂を出たが。
 今田先生は今日子先生にすぐに話した。
「お水飲みましょう」
「テニスとお風呂でかなり水分消費してるから」
「だからね」
 それでというのだ。
「今はね」
「ええ、お水をかなり飲みましょう」
「そうしましょう」 
 二人で話してだ、実際に。
 先生達は服を着て脱衣場を出るとすぐにだった。
 紅茶を飲みに喫茶コーナーに入った、そこで紅茶を飲んでそうしてそれを水分補給としたのだった。飲んだ紅茶はアイスだった。


第二百九十二話   完


               2020・8・23 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧