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ドリトル先生と牛女

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第七幕その三

「その為にはね」
「高温ですぐに殺菌して」
「紙パックに入れてお店に出す」
「それがいいんだね」
「ビンもあるけれど」
 こちらもというのです。
「やっぱりね」
「高温で殺菌してるわね」
「そうだね」
「そうしているわね」
「皆が清潔な牛乳を沢山飲むには」 
 その為にはというのです。
「必要不可欠なことだよ、確かに栄養はある程度本来のものより落ちるけれど」
「それでもだね」
「皆が清潔な牛乳を沢山飲もうと思ったら」
「紙パックと高温で瞬時に殺菌する」
「その技術が必要なんだね」
「あの漫画はハウス栽培でも問題を起こしていたし原発でもだったし」
 先生は皆に眉を曇らせてお話しました。
「お店ですぐに抗議するしね」
「登場人物達がね」
「調理の仕方が悪いとか化学調味料使うなとか」
「完全に営業妨害よね」
「そんなことも普通にするし」
「酷い漫画だね」
「あの漫画の言うことは殆どが間違いか現実を見ていないから」
 だからだというのです。
「鵜呑みにしたらとんでもないことになるよ」
「そう思うと読んだら駄目だね」
「迂闊には」
「鵜呑みにしたら間違えるね」
「そうなるね」
「お店で口に合わないから他のお客さんの迷惑を考えずに怒鳴り散らしたら」
 そんなことをすればというのです。
「今だと普通にネットの動画に出るよ」
「それで拡散されるね」
「もう一気に」
「某新聞記者の取材としてね」
「それで問題になるわね」
「そうなるよ」
 実際にというのです。
「新聞記者という特権を悪用しているからね」
「問題にならない方がおかしいよ」
「あの漫画程おかしい漫画はないね」
「よくあんな漫画が存在しているよ」
「だから僕はあの漫画の言うことは検証してね」
 学者さんとしてそうしました。
「おかしいことはおかしいとね」
「今も言ってるね」
「あんなおかしい作品はないって」
「それで牛乳のこともだね」
「おかしいわね」
「うん、本当にあんな漫画を読んだら」
 それこそというのです。
「それで鵜呑みにしたら危険だよ」
「出て来る登場人物皆凄く短気だしね」
「それで知性も教養もないし」
「出て来る人皆そうってのも凄いよね」
「何でもないことで怒るし」
「だから僕は鵜呑みにしないし」
 科学的に検証した結果です。
「否定しているよ」
「そうだよね」
「本当にあの漫画は危険ね」
「日本には色々な漫画があるけれど」
「あの漫画については」
「そうした漫画だよ」
 こう言ってまた牛乳を飲む先生でした、そして皆と牛乳のことや牛のことをお話してそうしてでした。
 その後で、です。お家に帰ってから晩ご飯を食べますが。
 先生はトミーが作ったチーズフォンデュを見て言いました。
「これも日本で食べる様になったね」
「イギリスでは食べなかったですね」
「そうだったね」
「知ってはいましたけれど」
 トミーにしてもです。 
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