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おぢばにおかえり

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第六十話 朝早くからその三十七

「そうさせてもらいます」
「そうするのね」
「先輩がおられる時は」
「っていうか私基本夕方にはいると思うから」
「晩ご飯の時にはですね」
「ええ、四時半にはね」
「早いですね」
 四時半の晩ご飯はというのです。
「自衛隊並ですね」
「自衛隊も晩ご飯早いのね」
「そう聞いてます、それと同じですね」
「自衛隊のことは詳しくないけれど」
 立派なお仕事だと思いますけれどこれといって知っていることはありません、それでこう答えました。
「とにかく詰所というかおぢばにいたらね」
「晩ご飯早いですね」
「そう、だからね」
「その時間にはですね」
「いつもいるわ、というか」
 阿波野君をじっとみて彼に言いました。
「阿波野君って詰所のお風呂入ってるわね」
「はい、よく」
「自分のボディーソープとかシャンプーまで用意して」
「バスタオルとかスポンジはおい得から持って行って」
「完全に馴染んでるのね」
「そうみたいですね」
「全く、何時の間にそうなったのよ」
 気付いたらでした。
「図々しい感じもするし」
「そうですか?」
「詰所に住んでいないでしょ」
「たまに泊まったりしていますよ」
「そうなの?」
「休日とか」
「そういえば休日もよく会うけれど」 
 おぢばで、です。商店街を歩いていたらばったりなんていうこともしょっちゅうなので不思議にさえ思っています。 
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