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八条学園騒動記

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第五百八十二話 変更された朝食その十四

「そこまではな」
「しないんだね」
「限度はそれ位だろ」
 二日酔いになるまでだというのだ。
「倒れるまで飲むとか酒乱だとな」
「何するかわからないね」
「実際にそんな人も見たしな」
「韓国で?」
「ああ、倒れるレベルまで飲んで酒乱が出て」
 そうしてというのだ。
「暴れた人もな」
「見てきたんだ」
「そうした人は本当にやばいからな」 
 だからだというのだ。
「俺も気をつけているんだ」
「成程ね」
「ただ食うことはな」
 こちらはというと。
「別にいいだろ」
「腹一杯でもだね」
「別にな」
「まあそれはね」
 マルティも反論しなかった。
「連合は残さず食べるだから」
「それならな」
「お腹一杯ね」
 まさにというのだ。
「食べようね」
「カレーもな」
「そうしようね」
「おかわりだ」
 洪童は一杯食べ終えて言った。
「そしてな」
「今日一日頑張るね」
「朝飯は食わないとな」
「一日がはじまらないね」
「だからしっかり食って」
 腹一杯というのだ、洪童は白いご飯とカレールーをそれぞれ山盛りにしてその二杯目を食べはじめた。
「そしてな」
「そのうえでだね」
「文化祭の初日をな」
「やっていこうね」
「これからな」
 こう言って二杯目のカレーも食べた、他の面々も頑張って食べてそうして文化祭の初日に挑むのだった。


変更された朝食   完


                  2020・8・2 
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