| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五百五十話  そんなの絶対に嫌だ

第五百五十話  そんなの絶対に嫌だ
「えっ、あのお店なくなるとか」
「信じられないですね」
 大阪にお話を伝えた日本も愕然となっています。
「道頓堀いえ大阪の象徴の一つだったというのに」
「あの河豚の看板がなくなるとかないですわ」
 大阪はこの世の終わりみたいになっています。
「ほんまに」
「蟹の巨大な看板、食いだおれのおじさんと」
「そしてですね」
「あの河豚がいてくれてです」
 それでというのです。
「道頓堀、そして大阪です」
「左様ですね」
「がんこ寿司とかなんばパークスとかもですけれど」
「そして大国の魚市に黒門市場、ビリケンさんに自由軒に法善寺横丁も」
「その一角がなくなるなんて」
 大阪としてはです。
「絶対に嫌ですわ」
「何とかならないでしょうか」
「ほんまですわ」
「あの看板をなくてはいけないです」
 日本も言います、とんでもないことが起こってしまいました。何とづぼら屋さんが閉店するというのです。


第五百五十話   完


                   2020・6・12
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧